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自己紹介 - ピザオフで話したこと(3)

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そんな感じで、用意してたツカミが終わり、座があったまったところに、絶妙のタイミングでぺらぺら*1が、「せっかくなので自己紹介を」と促す。自己紹介ってのはやっぱり緊張するもんで、いきなり最初にやってもダメなのだ。

マイコミジャーナル日高さん


トップバッターもやっぱり緊張するので、大抵は主催者からするもんなんだけど、それだとやっぱり立場が違うから、参加者の中からやってもらったほうがいい。で、「そこのスーツのヤツから」と指名したのは、マイコミジャーナルの記者日高さんだ。Operaスタッフを含め、みんなカジュアルな中で一人だけ浮いてる者から自己紹介させるのは、自然な流れだ。
日高さんからは前日の夕方に参加申し込みがあった。

(掲載可能かも含めて)どんな記事になるかというのは、当日内容を拝見してからでないと何とも申し上げられないところなのですが、著名な製品でありながら利用者と開発元の距離が非常に近いユニークな例として、多くの方の興味をひく話題ではないかと考えております。
私自身もOperaは比較的長期に渡ってメインブラウザとして使用しておりますので、このような催しがユーザー主体で開催されるということ自体非常に関心を持っております。

マイコミジャーナルとは不思議な縁がある。日本のWeb黎明期からMSNジャーナルと並び充実したコラムを掲載していた。田口ランディドリーミングの時代を読む]は、ワシに大きな影響を与え、田口美帆の勝手にトラブルシューティングは、徹底した初心者視点のテクニカルライターの稀有な記事を読むことができた。
ワシは大好きなこの二人と会い、酒を酌み交わすことができた。今回の日高さんもそうだ。オフ会の何が素晴らしいって、普段ネットの向こうにいる人と酒が飲めることだ。(一応)仕事にも関わらず2次会まで参加し、その日のうちに記事をまとめた日高さん。まったくプロってのはすごい。そのプロと酒が飲めるのは最高だ。

自己紹介を「持ちネタ」に

自己紹介が苦手だって人は少なくないだろう。緊張するし、ちょっと恥ずかしい気もする。でも、そんなんじゃあダメだ。ちゃんとした自己紹介も出来なくては一人前とはいえない。だから「持ちネタ」をTPOに合わせていくつか用意しておくといい。自己紹介で大事なのは、顔と名前と「どんな人」かってのを覚えてもらうことだ。

中村晴彦です。はるひこの「はる」は天気の「晴れ」です。気象台向きの名前だと言われます。

ワシはこの「つかみ」を15年使っている。中村という姓は多いので、名乗るときは名前まで。そして気象台ってことを一発で覚えてもらえる。

好きなテレビは、野球、そしてお笑いとアニメです。福岡出身なのでホークスファン。城島が一番好きです。NHKの「トップランナー」の公開収録で話すことが出来ました。あと、昔「ハンマープライス」ってオークション番組があって、そこでとんねるずにも会え、映画『耳をすませば』の声優出演権を落札して、ジブリ宮崎駿監督にも会うことが出来ました。

このネタも、もう10年以上使ってるなぁ。昔は「宮崎駿」って言っても「誰?」って感じで、ナウシカやハイジを作った人だよって説明しなきゃダメだった。

「TERRAZIとゆかいな仲間たち」って変な名前のニュースサイトをやっていました。オフ会を開いたら、ひょんなことで自民党の加藤紘一元幹事長がゲストで来てくれました。政治家に「マターリ」って2ちゃんねる用語を教えたのは、ワシが初めてでしょう(笑)

ネット系の人には、これを6年くらい使ってる。で、今回、↓のネタが一つ追加されたわけだ。

Operaっていうマイナーブラウザが好きです。そのファンのオフ会を開いたら、ノルウェイの社長がビデオチャットで登場して大うけでした。

日高さんにとっても「あの記事を書いたのはオレだ」ってなればいいなぁと思う。
こんな感じで、「名刺代わり」になるネタを持っていれば、自己紹介も楽勝だ。今は誰でもサイトやブログを簡単に持てるじゃない? 「あー、あのブログの人か」って何か一つ「自慢できるネタ」を持つことだね。自分でブログまではやらない人は、「アルファコメンテーター」ってのはどうだ? たとえば「まなえ」なんてのは、はてな界隈なら「あー、あいつか」って思うじゃない? 何か自分の名刺や看板になるものを持っているのは、強いよ。



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*1:Opera広報:今回世話役をしてくれた。http://my.opera.com/opera_jp/info/