「911テロ」から5年 - 新しいTERRAZINE

いきなり重苦しい、しかもありがちなタイトルでスマン。でも心配するな。これは[ネタ]だ。ワシは「ネタのためなら手段を選ばない」ことを公言しているが、911の時も当然ネタに走った。今から回想録を書いてもいいのだけど、こんな古ネタに時間かけるのはもったいない（笑）。前にウチの「へたれ」が書いたヤツを引っ張り出して再利用することにする。うーんエコロジー（笑）

「グラウンドゼロ」写真集

いきなり旅行記を載せるのもつまらない。はてなフォトライフが30MBまで増量したので、ぱーっと大きめの写真を貼ってみる。撮影したのは2001年12月の頭。「あの日」から3ヶ月後だ。

小さくてわかりにくいけど、ビルの谷間のがらくたが「WTC跡地」ね。地図を持ってなかったんだけど、「その場所」ってことはすぐにわかった。だって「明るい」んだよ。周りはニョキニョキ高いビルがおっ立ってて薄暗いのに、そこだけ明るいの。

これも暗くてわかりにくいけど、手前のフェンスには星条旗や手紙がびっしり貼ってあった。なんつーかね、「空気」が違うんだよね。そこ以外のNYはクリスマス前の気分に浮かれてる感じで、おまわりさんが多いこと以外は普通だったの。でも、そこだけは違った。

おまわりさんはメチャクチャ多かった。交差点毎に必ず居る感じ。多分その時は世界一治安のいい町だったと思う。「写真を撮りたいから中に入ってもいいか？」と頼んでみたけどダメ。でもそれ以外のことには気さくで親切だった。「どこから来た？日本人か。イチローはスゲーな。残念だけど自由の女神行きのボートは運休中だ。独身か？はよ嫁もらえ。んで新婚旅行でまたNYに来て、その時に行きな」
バンはガラス屋さん。3ヶ月も経ってるのに、まだ修理が終わってないところがあるんだなぁ。

広場にたくさんのテディベア。

防塵マスクをしたぬいぐるみ。3ヶ月経っていたので、さすがに土埃もうもうってことはなかったが、それでもまだ水蒸気が立ち上っているところもあり、水をバンバンかけながら作業していた。

写真や手紙も。英語は読めないけど「パパ、どこにいるの？」位は読める。泣き崩れている女性、それを慰める男性がいた。空気がまるで違った。