新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

モツと玉葱の甘みとキムチの辛さとエリンギの食感のハーモニー『モツキムチスパゲティ』

腹が減ったが、冷蔵庫にモツとエリンギしか無い。エリンギを早く使ってしまいたいので、モツとエリンギを炒めて食おうと思ったが、ご飯を炊くのが待てなかったのでスパゲティにした。

材料(1てらじ前。普通は二人前)

  • 豚モツの生を冷凍したもの 200g
  • エリンギ 1本
  • 玉葱 1個
  • キムチの残り 200gくらい?
  • スパゲティ 150gくらい

作る


スパゲティを茹でる。よく料理本には「たっぷりのお湯」と書いてあるが、この程度で十分だ。要は麺がはみ出さず、湯の温度が下がらなければいいのだ。

エリンギを裂く

きれいに裂けない。どうやったらうまくできる?

玉葱も切る。

モツは熱湯で洗って解凍し、余分な油と臭みを抜く。とは言え、鹿児島は畜産県で、新鮮な黒豚のモツが手に入るので、殆ど臭みがない。このままモツ焼きにしても旨いぞ。

水気を切ったモツをフライパンで炒める。油をひく必要は無い。モツから油が出るからな。

エリンギと玉葱も投入。

炒まったら、キムチを投入。

スパゲティをしっかり湯切りして投入。よく混ぜる。

食う


モツから出た油の旨味を、スパゲティとエリンギが吸って、これは旨い。キムチの辛さと玉葱の甘みのバランスも絶妙だ。

反省点

食べ始めは、麺が汁に良く絡んでいなかったので、辛いだけでマズいと思った。が、キムチ炒めの部分は旨いので、よく混ぜるといきなりおいしくなった。
スパゲティの麺は堅めに上げた方がいい。堅めの方が汁を良く吸って旨くなるだろう。今回も11分のところを10分で上げたのだが、写真とか撮ってたので、少し伸びてしまった。8分くらいで上げてもよかったかもしれない。
と、ここまで書いておきながら何だが、スパゲティではなく、モツキムチ炒めとご飯の方が旨いと思う。スパゲティが入ると、どうしても味がボケてしまうからだ。日本人は口内調味の方が好きだからな。ミートソースやトマトソース、クリームソースならスパゲティだが、こういうのはやはり「ご飯のおかず」なのだろう。