「ゲリラ豪雨」が新語探検入り
ゲリラの奇襲攻撃のように全く予期しない時間、場所に突然豪雨が襲う現象。きわめて限定された場所に大量の雨が集中的に降るために、地盤に悪影響を与えたり、川の水かさが急に増えて、水害を引き起こしたりする。
特徴は、
- (1)降雨の範囲が極めて局所的
- (2)短い降雨時間
- (3)単位時間あたりの降雨量がきわめて多い
- (4)降雨の場所が限定できない
など。
http://www.netadvance.co.jp/2008/09/post_25.html
地表面付近の空気が暖かく湿っていて、上層の空気が冷たく乾いている状況のときに、活発な積乱雲が発生して大気の状態が不安定となり、局所的に大量の降雨が集中的に起こるとされる。
著者の亀井肇氏は『現代用語の基礎知識』の元編集長で、新語の権威。Yahoo!辞書にも提供され、三省堂のデイリー新語辞典でも定義されていることから、気象庁がいくら「不適当」*1と言っても、これで定着すると思われる。
*1:気象現象に「非正規部隊」というような意味合いはなく、意思を持って人を殺すことは無いから