「それ、Firefox3でも出来るよ?」とOpera信者に言い放つためのアドオン26個
Firefox3がリリースされた。白状するが、Firefox2までは「こんなクソ遅いブラウザ使うとか、どんな罰ゲームだよ。m9(^Д^)プギャー」と思っていた。ところが今度の奴は、前バージョンとは比べ物にならない位良くなっている。
特にメモリー消費に関しては大幅に改善されている。以前はタブを30枚も開くと使い物にならなかったが、100枚開いてもサクサク動き、Operaと真っ向勝負できるまでに改良されている。もう「Firefoxの○○を劇的に××する方法」なんていうGIGAZINEあたりのトンデモメソッドなんて必要ない。
しかし、そのままでは何も出来ないのは相変わらずで、Operaと同等の機能を実現するには多くのアドオンを入れなければならない。
今回は筋金入りのOperaユーザーでもFirefox3を使えるようにするアドオンを探し、手加減無し*1で使ってみた。
注意
新バージョンがリリースされたばかりで、まだ対応してないものも多い。以下はバージョンチェックや、安全なダウンロードを無視して無理やり実現するものだ。そのため動作が不安定になる可能性がある。実行する際はその旨注意してほしい。
準備
旧バージョンと併用するためにプロファイルを分ける。
バージョンチェックで撥ねられるアドオンを強制的にインストールするためのアドオン。
インストールした拡張(アドオン)の一覧を生成。
キーボードショーカットのカスタマイズ
user.css
2ちゃんねるコピペブログのような見づらいページをcssでなんとかする。→http://kawatarou.info/note/opera/2chblogcss.htm
メモ
他のアプリで開く
本当にOperaから乗り換えられるのか?
結論から言うと出来ない。確かにアドオンでOperaの機能はほぼカバーできる。しかし、未対応のものを無理やり入れていることもあり、やはり不安定だ。これを安定させるのは結構骨の折れる仕事になる。Operaをカスタマイズするくらい(笑) 未対応のアドオンが対応し、サポートを打ち切ったものの後継がでれば安定してくるだろうが、それでもネイティブで動作するOperaにはかなわないだろう。マウスジェスチャなどの動作も、Operaに比べるとどうしてもワンテンポ遅れてしまう。キャッシュ制御もOperaの方が上だ。ミリセカンド単位の差だが、そのわずかな差で快適性能は大きく変わる。
しかしFirefoxにはMigemoなどのかゆい所に手が届く便利ツールや、Chrome Editなどの開発ツールが充実しており、とても魅力的だ。
最先端の技術を無料で使い分ける幸せ
つまり、普段使いはOpera、開発やGoogle labなどの実験的ページはFirefox3、と使いわけるのがベストな選択だろう。これがクルマだったら、普段使いのセダンと、7人乗りのワンボックス、ドライブ用のカブリオレなんて使い方は、お金がかかって仕方ない。でも、ブラウザなら最先端の技術を無料で使い分けられる。こんな楽しめる趣味はなかなかないよ?
ブラウザコミュニティの垣根を越える「Browser-users.net」
拡張さえ作ればなんでもできるFirefoxと、拡張無しで大抵なんでもできるOpera。対照的だが、どちらも魅力あるブラウザだ。お互いを補完し、切磋琢磨することが出来れば、もっと面白くなるだろう。
そんな気持ちで、もじら組と共同で立ち上げたのが「Browser-users.net」だ。まだ何もないが、ブラウザコミュニティ同士の交流を通じ、日本におけるブラウザのあり方を語り合えることができる場所にしたいと考えている。
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Operaのユーザーオフ会。「ピザおごれ」だの「スーパー銭湯でだら飲み」だの、毎回Operaのことを知らなくても楽しめるパーティになっておる。今回は料理しながらという意味不明な企画。
この「裏切り記事」によって、TERRAZIがフルボッコされる流れになると思われる。ヲチしたいヤツは参加表明を。