ミクシィはバカ隔離施設
うわあぁ、「ミクシィの綾小路きみまろ」と呼ばれる*1べにぢょさんが核心を突いてしまったよ!
ミクシィはぬるま湯である。WWWが世界に通じる大海だとすると、ミクシィはラク−アみたいなもの。大江戸温泉物語でも良い。流行ってるし評判いいから行ってみる。湯の温度は快適、サービス上々、利用する人間のマナーも良好。駅からすぐ、アクセスも便利。その気になれば誰でも簡単に行ける場所。ここはいい湯ですね、そうですね、なんてお決まりの会話を交わしてまったり馴れ合う。
だからWWWに慣れている人はミクシィを気持ち悪いと感じる。物足りない、と言っても良いかもしれない。いつ行っても同じ温度、お決まりのやり取り。おべっかを使い使われうわべの馴れ合いごっこ。
大阪のお笑いはいわゆる”ベタ”の世界。以前どこかで松本人志が『大阪はお笑いに対して保守的で閉鎖的なところがある』と言っているのを見かけたが、ミクシィの世界もそれに近いものがある。このふりにはこう返す、といったお決まりのやり取りが良しとされ、皆もそれを期待している。ミクシィと笑点をイコールで結んだらちょっと笑えてきた。
ミクシィは裸の王様である。馬鹿と思われたくない一心で、正直な気持ちを言えずに皆と同じようにばかになる。ミクシィ王国の平和は、意気地なしのばかものによって保たれるのだ。
みな自分をよく見せることに必死のええかっこしいばかりだから、それぞれがマイミクの数や足あとの数、日記へのコメント数で優劣を競う。まるで携帯電話のメモリの数を自慢する中高生と一緒である。お世辞だらけの紹介文を書いて、見返りとして自分もたくさん褒めてもらう。紹介文なんて、女が女に対して使う「あの子かわいいよ」と同じくらいアテにならない。
あー、こりゃ引用しすぎだなぁ。ゴメン。
つーかね、ミクシィがバカの巣であることは確かなんだけど、世の中の9割はバカ*2なのさ、これが。我がニッポンは、たとえバカでもちゃんと健康的で文化的な最低限度の生活をできるように保障してんのさ。で、今時の最低限度の文化的生活には「インターネット」にも含まれる。でも、このバカ蛙どもが大海に出てきたら鬱陶しいわ、邪魔だわ、勝手に溺れ死ぬわで、大迷惑でしょ? だからミクシィみたいなバカ隔離施設が必要なのさ。
ミクシィには強力なサービスとサポートで、バカどもを絶対に外に出ないようにしてもらいたい。頑張れ、ミクシィ!
mixi=ハムスターの回り車説
http://www.heartlogic.jp/archives/2006/06/mixi_1.html
「そうそうそう」