朝鮮民話『ネギをうえた人』が凄過ぎる
人間がまだネギを食べなかった頃の話です。
その頃はよく人間が人間を食べました。
それは、お互いが牛に見えるからでした。
うっかりすると、自分の親や兄弟を牛と間違えて食べてしまうことがありました。
本当の牛と人間の見境が無いのですから、こんな物騒な話はありません。
こんな書き出しで始まる朝鮮民話『ネギをうえた人』。北朝鮮の飢餓状態を考えると、とても笑えない話です。
「これではいけない」と思った主人公は、ネギを植えることで人間が人間を食べなくなると考えます。さて、その結末は…