新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

驚愕の3DCGアニメーション『キャットブルー:ダイナマイト』


ロマのフ比嘉新作「CATBLUE:DYNAMITE」特集 - goo アニメ
とにかく見れ。最初の30秒、いや20秒でいいから。リンク先の「TRAILER」をクリックしろ。

アニメとリアルが融合した 新しい映像体験!

3DCGはこれまで、アニメに使用される時はより手書き感を求められ、実写に使用される時はよりリアル感が求められていた。両者は相反するものであると思われていたが、「CATBLUE:DYANAMITE」ではアニメとリアルの両者を歩み寄らせることにより、融合に成功している。新たなステージへと昇華した新感覚3DCGアニメーション!

大体において「新しい映像体験」なんて宣伝文句が本当だったためしは無い。ファイナルファンタジーとかも画は綺麗だけど、生き生きしていない。アニメーションの語源でもある「命を吹き込む」がされていないのだ。
ところがこの『キャットブルー』はどうだ? たった1分20秒の予告編でこの動き。さすがロマのフ比嘉としか言いようが無い。

ロマのフ比嘉」とは

一言で表すならば「天才」。あるいは「気ちがい」のどちらかだろう。
まずは彼のデビュー作を観てもらいたい。

「ONEDAY,SOMEGIRL」
これを1997年にX68000という12MBしかメモリーが使えないパソコンで、たった一人で作り上げたのだ。当時はまだPCレベルではCGで人物の表情を表現するのは難しい、いや不可能とまで言われていた。それをものともせず「ポリゴンの変形による顔の表情変化」「せりふと唇との完全同期」によって描ききったのである。「クレイジー」としか言いようが無い。
そして前作「URDA」では圧倒的な迫力のアクションシーンと切ないストーリーで観衆を魅了した。
12月22日に本編が公開されるということで、嫌が応にも期待は高まる。あー、楽しみだ!