新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

ゲーム専用機が常時テレビに繋がっているのがコアゲーマー

コアユーザーとライトユーザーの線引きをどこでするかを考えていたんだけど、家庭用に関しては加野瀬未友さんのこの文章で説明できる。


Xbox360の筐体が大きいという点ですが、この筐体のサイズへの温度差には、どうもファミコン時代から続く「家庭用据え置きゲーム機は使う時だけ出すもので、普段はしまっておく」という文化が関係してそうな気がします。テレビの前面の入力端子は、この文化を意識した存在です。
ああ、そうか。私が一番家庭用ゲームをやっていた時期は、テレビに常にファミコンが繋がっていて、スイッチ一つでゲームが出来るようにしていた。ノーマルファミコンをビデオ出力改造して、音はアンプに入力。それなりに環境を整えていた。今は全くゲームをしないので、ゲーム機自体がない。PS2ゲームキューブも買ったが、人にあげてしまった。というかテレビ自体がない。うん、完全なライトユーザーだ。
昔も今もテレビの下のスペース争奪戦は熾烈だ。これまでだったらビデオ、今ならHDDレコーダーが標準的だろう。PSXはそういった面でウマくやったと思うが、XBOXはダメだった。ネットワーク機能があるからといって、満足なWebブラウジングが出来ないのではダメだ。テレビを見ながら気になったことをノートPCの無線LAN経由で検索、といったスタイルの方がスマートだ。だがXBOX360は高解像度のD4出力(1280×720)対応だから、高解像度テレビが普及すれば充分にブラウジングに耐えうる。ただ「テレビを見ながら」の使い方が出来ないのは一緒で、やはり致命的だと思う。結局ネットワーク機能だけではテレビ下を占有することは出来ない。やはりコアゲーマーでなければテレビ下にゲーム専用機は置かないのだ。