新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

負けるべくして負けたホークス

パリーグレイオフは激戦の末、千葉ロッテマリーンズ福岡ソフトバンクホークスを下した。ロッテは31年ぶりのリーグ優勝だそうだ。ロッテファンはおめでとう。嬉しかろうなぁ。6年前のワシらがそうだったように。
「一部の」ホークスファンに、負けたのをプレイオフという制度のせいにしている者がいる。4.5ゲーム差でシーズンを終わったのだから、4.5+2>3でまだ3.5ゲーム差もあるのに納得いかないと言うのだ。気持ちはわかる。激しくわかる。しかしそういうルールでシーズンが始まった以上、負けは負けなのだ。5ゲーム差を付ければ1ゲームのアドバンテージのはずで、2勝2敗に追いついた時点で優勝だった。あと0.5ゲームを詰められなかったホークスの負けなのだ。打てなかった松中・バティスタの負けなのだ。レガースを付け忘れ打席に入り、骨折した城島の負けなのだ。
昨夜の試合。8回の先頭バッターに代打初芝って時点で、おかしいだろ。引退が決まってるロートルがお情け出場だぞ。バレンタインはキチガイだよ。1点差を追う展開で、そんなのあり得ない。アウト1つタダで拾ったモンなのに、ボテボテのゴロを野手交錯。このミスが全てだった。ヒット12本で3点しか取られていない。併殺も多かったが、それだけ守備でカバーしていた証拠だ。長打になりそうな当たりを何本も単打に抑えていた。プレイオフ中、ずっと打てない打線を守備でなんとかカバーして試合をしていたが、このミスでとうとう破綻してしまった。だから負けたのである。
悔しいのはわかるが、負けたのを制度のせいにしたり、他のもののせいにしたりするな。それが九州人のやることか、恥ずかしい。第3戦で自殺ものの投球をし、あの場面でまた四球を出してしまったのにも関わらず、その重圧に打ち勝ち、見事な投球で当たりに当たりまくっている最後のバッター川崎を討ち取った小林雅英を讃えるくらいの事ができんのか、バカちんが。