新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

20メートルも離れたところから投げた軟球が当たって死んじゃった


小学生2人がキャッチボールをしていた近くには遊具があり、数人の小学生が遊んでいたと指摘。「ボールがそれて他人に当たると、打撃部位によっては死亡させることは予見しえた」として、2人は危険な状況でのキャッチボールを避ける注意義務を怠ったと認定し、監督責任のある両親に賠償義務を認めた。
男児は昨年4月、同町内の公園で遊んでいたところ、約20メートル離れた小学生が投げた軟式野球ボールが胸に当たって倒れた。町内の病院に運ばれたが約4時間後に死亡、死因は「急性循環器不全」と診断されていた。男児には心臓病の持病はなかった。
この判決が通れば、事実上「公園でキャッチボールをするな」ということになりはしないか。