新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

国語学者の金田一春彦先生が逝ってしまった…


共同 http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040519/20040519a4210.html
毎日 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/archive/news/2004/05/19/20040519k0000e060075000c.html
朝日 http://www.asahi.com/obituaries/update/0519/001.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20040519it05.htm
NHK http://www3.nhk.or.jp/news/2004/05/19/d20040519000118.html
TBS http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye963576.html
金田一先生を最もよく表した文章の読売から引用。

辞書の編集や教科書執筆で広く日本語の知識を普及させる一方、発音や語彙(ごい)など各方面から日本語を検証。「言葉は時代とともに絶えず動いて変化する」が持論で、若者の「ら抜き言葉」などにも理解を示した。
金田一先生には師事したことも、お会いしたこともないが、私が文章を書くことにあたり多大な影響を与えた人物であり、心から「先生」と呼べる人だった。
言葉をテーマにした番組で、「新しい言葉を作ろう」みたいな言葉遊びのコーナーがあった。どんな突拍子もない造語にも、「おもしろいねぇ」「こうするともっといいよ」と決して否定することはなかった。視聴者からの質問に答えるコーナーで、語源を尋ねられると、「こうこうだと言われています」「でもこうだったかもと考えるとおもしろいね」と常に言葉を楽しんでいた。「言葉は生き物ですから」といつも言っていた。
きっと現在の2ちゃんねるを代表とした妙ちきりんなネット用語も、楽しんでいたと思われ。金田一先生、オツカレチャーン。マターリと逝ってよし!