新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

ありえない高速バスのりば

一部で大好評の「ありえない国『宮崎』」シリーズ

第一弾『宮崎性ストレス』
第二弾『 宮崎県の県民性について』

ありえない高速バスのりば

先日、12:17発の福岡行き高速バスに乗ろうと、宮崎駅前の高速バスのりばへ行った
そこで私を待ちかまえていたのは、ありえないカンバンだった。
ただいま「食事休憩」で席を離れています
ありえない…
宮崎駅は県内最大の駅のはず。
宮崎駅前は始発のりばのはず。
宮崎-福岡線はピーク時1時間2便運行のドル箱路線のはず。
ありえない、ありえない。
「キップなんざいらん!バスで現金払いじゃ!」と乗り込もうとしたら
「満席です」
「増便は?」
「さぁ?」
「…」
仕方なく、窓口がメシから戻ってくるのを待つ。
13時きっかりにオヤジがツマヨウジをシーハーしながら帰ってきた。
「福岡行き1枚」
「予約は?」
「してません」
「じゃあ乗れないよ。今日は最終便まで満席。」
「はぁ?増便とかしないの?」
「予約してればねぇ」
ありえない、ありえない、ありえない。
いや、自分で「外国」と言っておきながら、予約無しで当日にバスに乗れると思っていた、私が悪いのである。
そう、なぜならばここは「宮崎」なのだから。