『壁破猫玉（にゃんこボール）」 レビュー

島国大和のド畜生 1/19より
いわゆる「ブロック崩し」だが、重力があり、自機をジャンプさせることで、強く打ち返すことができる。タイトーの『プランプポップ』のイメージに近い。

普通のブロック崩しと違うのは、複数の自球を使う「マルチボール」が基本であること。これによってとてもテンポよくゲームが進行し、「最後に残った一個のブロックが壊せなくてイライラする」といったことがなく、爽快に遊ぶことが出来る。
マウスなどのアナログ入力に対応していない点に不満な向きもあるかもしれないが、このゲームデザインでアナログ入力可だと、難易度が下がりすぎてしまうだろう。移動速度の遅さを横ジャンプによってカバーするのが、このゲームの肝だろう。
ブロックやステージのデザインも、フリー素材集から拝借したものとは思えないほどきれいにまとまっており、そこら辺の同人ソフトにありがちな「脱衣ブロック崩し」のレベルとは一線を画している。
「ブロックの設定が面倒」とのことだが、フォーマットを公開して、オリジナルステージを募集してみたりすると面白いかもしれない。
君は衝撃の最終面を見ることができるか？（笑）