人と出会い、人を知り、自分を知ってもらえ
またpiroの事なんだけどね。
分かってる人、触ってる時間が長い人ほど、Firefoxの「いいこと」が「当り前」になってしまい、嫌な所ばかりが見えるようになってしまう。だからFirefoxの批判ばかり書いてしまう。でもそれを見ると、初心者は、「上級者がこんなに批判ばっかりしてるんだったらFirefoxはダメなソフトなんだな」と思ってしまう。Piroとかの鬱ブログ書きの人間はもっと自分の発言の社会的な意義を考えて発言するべきである。1けなしたら3褒める、くらいの割合で発言するべきである。
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だーはっはっは。まぁ、その通りだわ(笑)しゃーないやん。だってさ、自分の嫁を美人だのかわいいだの素晴らしい女性だのって、言わんやろ。「ウチの嫁はだらしなくてさー」ってのが普通やん。上級者にとってFirefoxは「俺の嫁」みたいなもんだろ?(笑)
ワシの場合、実用的なこと以外の技術的スキルが低いおかげで、Operaの「最速」っていう長所しかあんまり見えないから、こんだけ「オペラスキー」な訳よ。そりゃー、ページ内検索は貧弱で、migemoみたいな便利なのもないけど、Wordとかと同レベルだからね。Notesに比べれば全然ましなわけで。「最速」って魅力の前なら、我慢できてるわけさ。
期待に応える
もっと情報を共有しやすい場で発表するべき。XUL Tipsのようなオレオレコンテンツは開発者から見て全然うれしくない。ブログ(もっと言えば、はてなダイアリー)に書くべき。
なんじゃこりゃ。ブログみたいなとこに置いても「ブログのエントリーは次々に流れていきますし」、きちんとまとまった場所に置いた方が良いに決まっとる。何か言いたいことがあったら、エントリあげてフィードバックすればいいやんか。こんなん聞く必要なし。
これはよく言われることだし、確かにそうある「べき」なのは事実だと思うけど……それを「強制される」のはとてもうれしくない。今の若い人達、熱心な技術者の人達は、「情報」の方が主体で、「自分」はそれに付随する物だと考えられるんだろうと思う。でも僕は、「情報」よりも「自分」の方が上位にあるという考え方を捨てきれていない。二つを天秤にかけたら、最終的には「自分」の方を選ぶ、そういう人間だ。
「最終的には自分」そんなん当たり前やん。それで全く問題ない。でね、勘違いというか、受け取り方の違いなんだけど、「強制」じゃないんよ。「期待」なんよ。まぁ、もちろん「期待」や「願望」には「強制力」があるんだけどね。で、「勝手に期待されても困る」。でも仕方ないんだよ。だって期待されるだけのモノを持ってんだから。うん、期待に応えるかどうかは「自分」が決めることだし、「期待に応えなきゃ」ってのもプレッシャーだわな。でもね、「期待されてるのにそれに応えない」方が、よほど不自然だし、辛いと思うけどなぁ。
人より秀でている者ってのは、大なり小なり自分より劣ってる者の犠牲の上に立ってるのよ。直接的でなくてもね。誰かに光が当たっているときには、誰かがその影に居るんだから。そいつらの期待を無視しちゃいかんわな。
やりたいことを、やりたいようにやれ
「期待に応えろ」とか言われると、やっぱプレッシャーだわな。でも、そんなに気張るこたーない。いつもの自分の通り、やりたいことを、やりたいようにやればいいだけだ。手が足りなけりゃ、誰かに手伝わせりゃいい。失敗した時の事なんて考えるな。やらかしたら、ペロって舌出して「ごめーん」って頭掻きゃいい。
人と出会い、人を知り、自分を知ってもらえ
今ワシは、Mozilla24のイベントがらみで、Firefoxな若造どもと付き合ってるんだが、これがどうにも見所あるヤツばっかでな。なんつーか、楽しくて仕方ない。piroの他にも、SVGのtaken、もじら組のすめるまんやら、活きのいいのがゴロゴロおる。Opera側だけど、世話役の哀もそうだな。実に良い。
ワシはオープンソースコミュニティが持つ、独特の「オープンソース臭」が苦手で、正直好かん。理屈ばっかで人間味が無い、ってね。Firefoxに関しても、そんな風に思ってたし、実際そういうとこもあると思う。でも、少なくともこの連中は実に愉快だ。面白い。こいつらの事が好きだ。つまりは「食わず嫌い」だったって事だわな。
結局のところ、人と人との間に誤解が生じるのは、単純にお互い相手のことを知らないからだ。だから、たくさん機会を作って、人と出会い、人を知り、自分を知ってもらえばいい。Mozilla24がその機会になって、「知り合い」になれれば、最高だね。