カーチャンたちへ
ワシがこんなことを言ったからだろうか*1、id:reikonが「母のように」なんつー文章を書いている。
創業者の妻ということもあり、ときどき、梅田さんやユーザーさんから「はてなの母」「はてなのかあちゃん」と言っていただくことがあるのですが、実際にはまったくそのような存在ではなく、自分の「母っぽくなさ」に情けなさを感じる日々です。
http://d.hatena.ne.jp/reikon/20070823/1187835888
母というものは、子供をどんなときも愛し、見守り、支え続ける存在。（中略）母は、いつも家族のために立ち働いている。母は、家族が大変なときも、落ち込んで沈んだときも、常に笑って「おはよう」と言ってくれる。それが、私が考えている「母」というものの姿。
そんな母としての愛をはてなに捧げられているかといえば、とてもじゃありませんが、出来ていません。
（中略）
自分の体と心にある「母性」を、様々な対象に捧げることができたら・・・そんな存在になれたら、自分にも周囲にも、少なからず、あたたかい影響を与えられるような気がします。
あのさ、「母」ってそげん立派じゃなくていいと思うんだよ。少なくとも「カーチャン」はそう。そんな立派な母って、それこそ聖母マリアとかマザーテレサとかだけじゃね？
うん。確かにカーチャンは優しくて偉大だ。お日様みたいな存在だ。でもね、そんなカーチャンも調子悪いときや機嫌悪い時がある。ヒス起こしたり、晩飯のおかずが手抜きだったり、卵焼きがしょっぱかったりする。
れいこんも、日記読んでると「なんかいいことあったのかな？」「ああ、調子悪いけど、がんばってんだな」とかわかる気がする。「れいこん亭ランチ」なんざ、絶対ノリノリだよな。
そういう弱いとこや、かわいいとこひっるめて、愛すべき「カーチャン」なんだよな。子供に無償の愛を注げるのがカーチャンだけど、子供だってカーチャンのことを無条件に愛してるんだよ。
だからさ、世の中のカーチャンたちへ。そんなにがんばって母になろうとしなくてもいいぞ。そのままで十分カーチャンしてるから。カーチャン予備軍もビビるこたーない。きっと素敵なカーチャンになれるさね。
おまけ：Twitterでリアルカーチャン実況「clala_garden」
カーチャンと3人の子供たちが繰り広げる夏休みの日々を実況中。いい。
今年の夏は割と忙しいので帰省しないつもりだったが、ちょっと帰ってみるか。
*1:自意識過剰
