新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

天才を育成することなんてできない

アニメーション作家宮崎駿の息子宮崎吾郎の『ゲド戦記』がクソミソな評判のようだ。


宮崎駿が、監督しつつ現場に細かいクチを出しつつ、それでも超人的なパワーで切り盛りした挙句、なおかつコンテ、原画と実作業をゴリゴリこなすハイパーおっさんであるがゆえ、後進が全然育たないと聞く。
なーんて事が言われてるんだけど、それ以前に天才を育てるなんて出来ないわけで。まぁ、悲観することもない。スタジオジブリ宮崎駿が死んだ後は、ちょっとだけ技術力の高い普通のアニメ制作会社になればいいだけのことだ。もちろん今のような制作ペースや環境のままでは居られないだろうけど。
宮崎駿の後継がジブリの中から出なくてはならない法もないので、外部の血を入れればいいんだけど、それを受け入れないならいっそのこと解散してしまう方がアニメ業界のためにはなるんだろうなぁ。いや、逆に純粋培養の純血を守るべきなのか。ほっといてもちゃんと次世代は育ってるのだろうし。
元ゲーム小僧としては、アニメよりもゲームの方がよっぽど心配だよ。いつまで経っても宮本茂におんぶにだっこだし。Wiiの変な入力デバイスをおもしろく使う人が出てくればいいんだけど。DSの様子を見るとあんまり期待できないのかもなぁ。