新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

ATOK presents 全国一斉!日本語テスト

http://www.atok.com/nihongotest/
89点。ATOKの補完機能を使うと、どんどん日本語を忘れていくと思うがどうか。それと手紙のテンプレートは直子に代筆してもらっているので、さっぱりわからん。
以下、間違った問題を復習。

問3

「旗幟鮮明」の正しい読み方は、どれでしょう。
http://www.atok.com/nihongotest/answer.html#a3

  • (1) きしせんめい
  • (2) きしょくせんめい
  • (3) きしきせんめい

(1) 「旗」は、はたの意。「幟」は、のぼりの意。「旗幟」は、「きし」と読んで、めじるしのために立てる旗じるしの意。転じて、ある物事についての態度や意見の意。「旗幟を鮮明にする」「態度を旗幟鮮明にする」などと使います。
「旗色(きしょく)鮮明」は誤りです。

問23

手紙文で初めのあいさつに使う「拝啓」の類を頭語(とうご)、結びのあいさつにつかう「敬具」の類を結語(けつご)と言います。ところで、手紙文は、「拝啓」で始めたら、「敬具」で結ぶというように、形式的な約束ごとがあります。適切な組み合わせのものを選んでください。
頭語 ― 結語

  • (1) 前略 ― 敬具
  • (2) 冠省 ― 草々
  • (3) 謹啓 ― 不一

(2) 「前略」は、時候のあいさつを省略しますの意。「草々」(ときに「不一」)で結びます。
「草々」は、簡略なさまをいう語で、「匆々」とも書きますが、「早々」と書くと誤り。
「冠省」も、時候のあいさつを省略する意ですが、「前略」よりもやや硬い表現で、「草々」と組み合わせて、(急ぎの)ビジネス文書などで使われます。「かんしょう」と読み、「かんせい」と読むと誤り。
「謹啓」は、最上級の敬語ですから、「敬具」で結ぶのが一般的。
「不一」は、意を尽くさないの意で、「草々不一」とも使います。

問24

手紙の頭語として使う「冠省」、これは何と読むでしょうか。

  • (1) かんしょう
  • (2) かんせい

(1)「冠省」は、冒頭のあいさつを省略(しょうりゃく)する意で、正解は「かんしょう」。
「反省」「三省」「省察」など、みずからをかえりみる意の読みは、「せい」となります。