台風第14号 NABI(ナービー)情報15時版
台風第14号 NABI(ナービー)の特徴
- 動きが遅い
15km/hくらいでゆっくりと北上しているため、暴風雨の時間が長くなります。必然的に総雨量が上がり、土砂災害の危険が高まります。
遅い要因としては、太平洋高気圧の勢力が衰えないために、台風が気圧の尾根を超える形になるためと考えられます。
- 東偏成分が少ない
偏西風が日本の北に位置していることと、前述の太平洋高気圧が東でがんばっているために、東に流れる成分が少ないです。
- 暴風雨のエリアが広い
レーダー画像からもわかるとおり、広い範囲で雨を降らせています。特に南東側斜面に当たる場所は大雨になっています。
風も広い範囲で吹いています。なお、台風に近ければ近いほど強い風が吹くようなイメージがありますが、それは誤りです。回転する駒やレコード盤を思い浮かべるとわかりますが、角速度は同じですが、線速度は中心から離れたところの方が速いのです。ですから、まだ台風の中心が遠いからといってなめていると、痛い目に遭うことになります。
- 目がデカい!
直径120kmくらいあります。このまま予想通りに進めば、鹿児島は台風の目に入るかも。ちょっと楽しみw
宮崎県雨15時
宮崎県では降り始めからの雨量が300ミリを超えているところが多数あります。
これから九州南部の東側斜面では600ミリを超える雨量が予想されます。
宮崎マジやばい。1000ミリ行くかも。