黒ぢょか

鹿児島地方に伝わる、焼酎をおいしく飲むための、薩摩焼でつくった土瓶形の酒器。焼酎を水で割って黒ぢょかに入れて一晩おくと、焼酎と水がなじんで、味がまろやかになるという。

「焼酎と水がなじんで味がまろやかになる」ってのが、どうもねぇ。単純にアルコールがとんでるだけなのと、どう違うのか。燗つけの時にも当然アルコールは飛ぶ。結果、お湯割りよりも度数が下がり、まろやかに感じるのではないか。
にわか焼酎ファンは、お湯割りにした時の芋の匂いがキツく感じるようで、ロックや水割りなど焼酎の良さを抑えてしまう飲み方をしてしまう傾向があるようだ。そういう人には、黒ぢょかで飲むのはいいかもしれない。
ちなみに今年の焼酎は出来が良いらしい（というか、去年がダメだった）。これまで焼酎を敬遠していた方も、ちょっと試してみてはいかが？