新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

気象庁も昔は体感で震度を測定していた


この辺の体感震度*2は 5 弱というところ。家が安普請なので、激しく揺れるのよ、ここは。
気象庁も1995年頃までは体感および周囲の状況から推定していました。
気象・地震・火山・海洋などの知識
なのでSAITOさんの言う「体感震度」は間違いではありません。
気象庁震度階級関連解説表
地震計(強震計)自体も、こういった原始的なものでした。
強震計
写真で見ると小さく見えますが、実際はかなり大きく、ドラムの直径は40センチくらいあったと記憶しています(なにぶん大昔なもので、ちょっと自信ない)。
今は計測震度計という、直径30センチほどのカバーに覆われたセンサーと処理部によって、ほぼ全自動で計測してます。

計測されたデータは気象庁本庁に集信され、震源の位置や深さ、マグニチュードが瞬時に計算され、みなさんおなじみのTVのテロップになります。大規模な地震の場合、地上通信網が破壊されることが予想されますので、バックアップ回線として気象衛星ひまわりとの通信機能もあります。画像撮影ができなくなったひまわりを引退させることが出来ないのは、こういった理由からです。