新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

人は何故ブログを書くのか

ネタを振られたので反応したいのだが、まとまった文章を書く時間がすぐにはとれない。断片的な発想はあるのだが、オチも書き出しも決まらないので文章が書けない。なので「ダラ書き」してみる。

釣り

ここ数日のサイトーさんの行動と動機
http://d.hatena.ne.jp/saiton/20050808/1123485400
http://d.hatena.ne.jp/saiton/20050809/1123599051
はよくわからんのだが、つまりは「コメント欲しいから、ちょっとプライベート化して釣ってみたYo!」ってことか。
カワイーじゃねぇか(笑)ワシがコメント機能付きニュースサイトはじめたのも、コメントが欲しかったらだし、閉鎖する振りしたこともあったな。やー、あんときは釣れた釣れたw 閉鎖するとか言っておきながらBBSとかアクセス解析とかは残してる場合は、まず釣りと思って間違いない。普段ROMってるやつをあぶり出すには、一番なんだよなぁ。でも本気で釣られる人も少なくないので、やっぱ良心の呵責は感じるわな。

昔「アクセスアップテクニック」とかあったよね

やれYahooに登録するだの、リンク集に登録してもらうだの、ランキングに参加するだの、Webリングに参加するだの。Google後は全く意味が無くなったけど。「相互リンクお願いします」なんてのもあったな。大手サイトに媚びを売ってコバンザメのように生きている人もいたっけか。
こういう人たちって、なんでまずサイトの内容を良くしようと思わないのか、不思議でならなかった。よほど内容に自信があって、アクセスが少ないのは宣伝が足りないからだと思っているのかな。ペーパーテストだけで評価される点数至上主義の学歴社会の弊害、とかこじつけてみる?

アクセス10倍会議ブログ

「今でもアクセスアップとかあるのかな?」とおもってググったら、「3ヶ月でアクセスを10倍にするプロジェクト」とかあって、リンク先には最近流行の「社長ブログ」があった。Google広告を出せば、10倍になりますよ!ってことなのだろうか。

2005-07-31 | Permalink | コメント (1) | トラックバック (0)

真夏なのに、この寒さ。

ろじっくぱらだいす「面白いサイトを作るには?」

このあたりについては、少し古い文章だが『ろじっくぱらだいす』の「面白いサイトを作るには?」がわかりやすい。

個人サイトの技術構成

まず、個人サイトとは以下の構成で成り立っている。
個人サイトの技術構成・第1段階…発想&収集
・第2段階…加工
・第3段階…配信
これはいまでも基本的には変わらないだろう。だが「収集」はアンテナや羅列系ブログが、「加工」はブログツールがやってくれる。残るは「発想」と「配信」だが、「発想」だけはセンスの問題でどうにもならない。だから「配信」ばかり気を取られるようになる。中身のないスカスカのサイトが出来上がるわけだ。

集客力とは外向きではない

集客力とは、内容に魅力があること。つまり磁石のように引きつける力な訳だ。ところがアクセス乞食は体育会系量販店のように「大きな声で叫ぶ」ことが集客力アップだと勘違いしている。店の中に入ってもらうことはできるが、魅力的な商品が無ければ買わないし、二度とその店には近づかないだろう。

過去と現在のサイト管理者の喜びの違い

昔のサイトは、インターネットを作品公開の場と捉え、コンテンツを作るまでのプロセスを楽しんでいました。【発想】【収集】【加工】の作業こそがサイト運営の楽しみだったのです。逆に【配信】に対する情熱はそれほどありませんでした。理由として、

  1. 個人サイトの黎明期のため閲覧者全体の数が少なかった。
  2. 2chなど、閲覧者が共有する巨大空間が存在しなかった。
  3. 【配信】に対する方法論が少なかった(存在しなかった)。

などの理由があると思います。
サイト管理人の喜びの違い
ところが現在。インターネットに「人と人とが交流する場所」という、新しい価値が見出されました。個人で情報を発信できるインターネットなど存在して当たり前となり、また個人サイトの増加により各種技術が成熟しはじめました。それに伴い、サイト管理人の喜びは【発想】【収集】【加工】だけではなく【配信】へも向けられたのです。コンテンツを作るよりも、コンテンツを見てもらう・宣伝するほうに喜びを感じる管理人が増えてきたのです。

ブロガーの喜びはコメント・トラックバック

高機能なブログツールが普及した現在、もはや「配信」に関してもえげつない方法を除けばやることが無くなった。残された喜びはコメントとトラックバック。でも中身が無ければコメントしようがない。中身のないトラックバックよりうざったいものもない。

結局は中身

ってことなわけよ。これがオチだけど、やっぱりタイトルと全然合ってねぇなw
タイトルと書き出しとオチが決まらないと、まるでダメなのよ。