ブラウザ開発競争が熱くて楽しすぎる
Opera9.5、Firefox3、Safari3、InternetExplorer8の開発競争が楽しい。先日のAcid3通過一番乗り競争も楽しかった。ちょっとインチキ臭かったけどね。今度は速さ競争だ。
ってことで、PGOとやらがどのくらいの効果を上げているのか、今回はJavascriptを対象にベンチマークを取ってみた。テスト環境はWindowsXp。今日のWindows版のスナップショットは，プロファイル最適化 （ profile-guide optimization(PGO) http://www.microsoft.com/japan/msdn/vs/vc/profileguidedoptimization.aspx ）のおかげでハゲしく速い．コンパイラによる最適化は，ほとんどの状況で性能を改善するけども，稀に酷い結果を引き起こすことがあって扱いが難しい．（中略）この問題を解決するための仕事が続く．
確かに9.27やBuild9945(β2)よりも更に早くなっている。ワシなどが口酸っぱくなるほど訴えてきた「Operaは速い」というのが、Javascriptでもそうだったことが分かってもらえるだろう。
が、それよりも強烈なのはFirefox2から3への進化のすごさだ。今一番エキサイティングな体験をしているのは、間違いなくFirefoxユーザーだろう。新しいβがでるたんびに速くなっていくのだから。
Operaもこの状況を黙って指を咥えて見ているつもりは無い。だからこその今週のスナップショットなのだろう。今回環境が用意できなくてIE7/8のテストが出来なかったが、マイクロソフトだって同様に、メンツをかけたスゴい製品を用意してくるに違いない。
こんな楽しい状況になったのは、やはり競争があってのことだ。各ブラウザベンダーには、ガンガン競争してもらって、ユーザーを楽しませて欲しい。
