新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

スパムを放置することは、自分の読者を危険に晒すことだ。

この『TERRAZINE』はワシのものだが、読者のものでもあるとワシは考えている。コメント欄を最初から表示し解放しているのも、読者の反応込みで『TERRAZINE』だと考えるからだ。当然トラックバックリファラリンク元)も大切に思っている。
「公開できるものは全て公開」を原則としているので、コメント、トラックバックリンク元アクセス解析など、全て公開していた。RSSはもちろん全文配信だ。
ところが、こういた方針はスパマーに狙われやすい側面を持っている。はてなが対策してくれる前は本当にヒドかった。スパム対応で時間を取られてしまうのは腹立たしく、メチャクチャ面倒だ。でも、面倒だからといってスパムを放置すると、読者のお前らも被害者にしてしまう。だからスパムには厳しい対応を取っている。

はてなでは防げない「リファラスパム

ところがスパマーも次から次へと新しい手を思いつくもので、去年くらいから「リファラスパム」と呼ばれるものが急増した。リファラとは「リンク元」のことで、そこからリンクを辿って飛んできたという記録のことだ。

残念ながら現在の所、はてなではこれを防ぐ手段がない。コメントやトラックバックと違い、リファラはメール通知などで知る方法が無く、一々全手動で対応しなければならない。これにコストをかけるほどのメリットは無いと判断した。

コンテンツと読者のために時間を使いたい

これが、不本意ではあるが「リンク元」を非表示にした経緯だ。
サイトの運営者は、皆、コンテンツを読者に見てもらいからこそ、頑張っている。だから、スパム対応のような下らないことに時間を取られたくはない。
スパムに対し怒っている運営者が、「何のために、誰のために」怒っているのか、思いを馳せてみてほしい。