アドオン要らずのOpera便利機能トップ10+2
Operaは拡張機能(アドオン)を入れなくても、最初からさまざまな機能を利用することができる。わざわざ解説することも無いOperaの標準機能とは。
【この記事は、2007年8月1日付で米ブログメディア「Lifehacker」に掲載された記事を、「ITmedia Biz.ID」が翻訳したもののOpera版です】
10位:フィッシング対策
フィッシング攻撃の発見となると、大方の人はかなり詳しくなっているものだが、われわれ(もしくはあまりフィッシングを意識していない家族たち)が個人情報を盗むよう設計されたサイトに行ってしまうような場合は、Operaに組み込まれているフィッシング対策機能が阻止してくれる。
この機能を有効にするには、アドレスバーの「?」ボタンを押し、「フィッシング防止機能を有効にする」のチェックボックスをオンにする。だがこれだと過剰防衛なので、それなりの知識があるならば、普段はオフで怪しいページだけを「フィッシングチェックの実行」でチェックするのがいいだろう。
本物のフィッシングページにあまりお目にかからないのだが、e-bayに偽装したページは、これでキッチリチェックできた。
8位:簡単に追加できる検索機能
どんな検索エンジンでも、検索窓で右クリックから簡単に追加でき、ニックネーム機能(Googleならアドレスバーに「g ほにゃらら」で検索できる)が便利すぎて検索バーが必要ないため、非表示にしている上級者が多い。
また、検索エンジンに限らず、テキストボックスなら何でもOKなので、アドレスバーに「tw ほにゃらら」でTwitterに書き込み、なんてことも出来る。
7位:閉じたタブの復元
こんなのは出来て当たり前だとOperaユーザーは思ってる。
6位:ブラウザブックマークレット
Googleやはてななどの後付ツールバーが使えないOperaでは、ブックマークレットは必携機能だ。ドラッグ&ドロップで楽ちん設定できるので、Opera IRC+ | Customizing Opera辺りを参考にするといいだろう。
5位:セッション管理機能
IEしか使ったことがない不幸な人のために簡単に説明すると、セッション管理機能ってのは、Operaを(異常)終了したときの状態を復元するものだ。
copy Operaプロファイルフォルダ\sessions\autosave.win %date%.win
なんてバッチファイルを作っておくと、毎日自動でバックアップできて便利かも。
4位:スペルチェック機能
ニッポン人なら、日本語使え。
3位:キーボードナビゲーションとマウスジェスチャー
Operaは全ての機能をキーボードで操作できるが、無理に全部をキーボードで行うこともない。マウスジェスチャーもとても便利なので、併用すると良いだろう。マウスではなく、トラックポイントにすればさらに良好な操作性を得ることが出来る。
まだOperaのマウスジェスチャーを活用していない人は、今こそ「右・左クリックで戻る」の圧倒的便利さを体験してもらいたい。
2位:MDIブラウジング
今だにタブ表示で満足している人はMDIによる分割同時表示の便利さを体験してほしい。そして、「Firefoxはタブを大々的に普及させ」とか言う妄言に対しては「(゚Д゚)ハァ?」という顔文字で答えよう。
1位:ニックネームブックマークとキーワード検索
ツールバーやサイドパネルからブックマークに飛ぶとか、いつの時代?
例えば「http://kagonma.jpn.ch/headline/headline.cgi?mode=category&group=kagoshima」を「news」というニックネームで登録しておけば、アドレスバーに「news」で鹿児島ローカルニュースヘッドラインが一覧できる。IEユーザーのほとんどが「お気に入りバー」を常時表示している事実があるが、本当に素早くアクセスしたいページをニックネーム登録するだけで、とてつもなく省力化が図れる。
裏2位:パーソナルバーをスタートバーに置き換える
6位のブックマークレットだが、諸君等はどこに置いているだろうか。おそらく「パーソナルバー」が一般的ではないかと思う。しかし、そこまでしょっちゅう使う訳ではないブックマークレットを常時表示させておくのは、表示領域を1行無駄に使ってしまう。そこで普段はアドレスバーに隠れている「スタートバー」に置き換えてしまう。
ワシはメインバーにアドレスバーとその他ブラウザボタンを置き、ブックマークレットはスタートバーで隠して、ツールバーは1行のみにしている。