ただひたすら純粋に「楽しい」。そんなオフ会にしたかった。

詳細なオフレポートについては、みんなそれぞれやっとるので、ワシからは特に無しで。ワシは仕掛け人なので、仕掛けが終わったら退散するよ。まぁ後で多少の総括はするけん、みんなしっかり書いてな。
たった一言「ピザ食おうぜ」で始まったこのオフ会企画。それがこうして広がっていく。それはWebのおかげだったり、Skypeのおかげだったりする。技術は人を繋ぐ。
でも、それは単なるインフラであって、繋いでいるのは「楽しいな」「面白いな」「うれしいな」という「気持ち」だ。こんなのをセマンティックWebとかで処理できるはずがない。
有名なエラい人を招いて、勉強会みたいなのもアリだ。名刺交換しまくって人脈を作るための異業種交流会みたいのもアリだ。
でも、ワシはそんなのはイヤだ。だってそんなイベント、腐るほどあるじゃないか。

30人も集まって、CEOを1時間半も拘束して、話したことといえば「テッちゃん」「歌舞伎ブラウザ」「おぺらたん」？ 何の意味があったの？

無いね。全く無駄な時間だったと思うよ。でもね、どうしてみんな、そう物事に意味を求めようとするんだ？ 大人になるとさ、全ての行動に意味を求められ、それが金に換算される。たとえば、30人分の人件費と交通費と、CEOの1時間半の時給とかにね。なんでもかんでも「生産性」とか「役に立つ」とか。
今の時代「何にも役に立たないけど、ただひたすら楽しい時間」ってのより貴重なものは無いんじゃないかな？ そう思ってこのオフ会を企画したんだ。
だから、お前らが「楽しかった！」なら成功だし、それを見たヤツらが「楽しそうだな」「行きたいな」と思ったなら大成功だ。