YouTubeには広告効果はある。(断言(まではできないけど))
Youtubeに著作権侵害の素材があがっていても、それは宣伝になっているから権利者は見逃せって主張したことある奴、手を上げろ。そしてそのまま起立して前へ。
Youtubeには広告効果はない。(断言) : ニセモノの良心
あなた方は、何を根拠にそんなことを言いましたか?ソース出せソース。
ノ はい、はーい! 立ったよ。前に出たよ。でもワシはようつべじゃないんで、代わりにてらじんでのソース出すね。
TERRAZINEの場合
これまでにTERRAZINEでは、
- 涼宮ハルヒの憂鬱×もじぴったん「ふたりのもじぴったん」
- 「もじぴったん」の歌
- iDOLM@STER 16連発
- 『アイマス』人気は「歌謡曲」が求められている証拠
- 今、リミックスが熱い!
- ハルヒEDスペシャル版 vs アイドルマスター(注意:画像大量)
といった記事で優れたゲームやアニメの作品を紹介してきた。それに対し、
アイマスの動画が流れ過ぎ、買おうと思っていた人すらおなかいっぱいな状態。それはマズイのではないか?
iDOLM@STER 16連発へのコメント
といった指摘もされた。
しかし実際のてらじんでのアマゾン売上げはこうだ↓
もじぴったんもアイドルマスターも、そして昨日の『紅の豚』からだと思われるジブリの音楽CDも売れている。
本当に良いものは売れる
この程度は売れたかもしれないが、逆にこの紹介でおなかいっぱいで買うのやめた者もいるかもしれない
確かにそうだ。売れた数は把握できるが、「買うのをやめた」数はソースの出しようがない。だが、この程度の紹介や、YouTubeの画質程度でおなかいっぱいになるヤツは、どっちにしても買わないよ。
ワシは「Peercast」というp2p技術を使ったストリーム実験で「俺ラジオ」ってのをやっていた。この実験での最大の収穫は、p2p技術の可能性よりも、自分の知らない、出会う機会の無い音楽に出会うことが出来たことだ。今度の5/26のライブに行く「吾妻光良 & The Swinging Boppers」もそうだ。もうバリバリ気に入って、MP3があるのに写真のようにCDも買った。平沢進もP-MODELの名前は知っていたが、俺ラジオが無ければ自分から聞くことは無かったかもしれない。他にもこのような衝動買いをしたり、素晴らしい出逢いをした者が少なくない。
作品や作者にとって最も不幸なのは、YouTubeでばらまかれることよりも、誰にも見てもらえない、聞いてもらえないことだ。どんな素晴らしい作品でも、観客に見てもらえなければ何にもならない。ワシが紹介したことによって、読者が素晴らしい作品で会うことが出来、家族や友人と楽しいひとときを過ごせたならば、こんなに嬉しいことは無いし、作品や作者にとっても幸福なことではないか。
商品を購入する段階に至るまでには「商品の存在を知る→興味を持つ→購入する」っていうプロセスを経ると思うんだけども、今の世の中は「商品の存在を知る」段階に行くのが大変難しいし、さらに「興味を持つ」にまで持っていくのがたいへん。逆に「興味を持つ」から「購入する」はさほど遠くないように感じる(ってのはいいすぎだな)。
http://d.hatena.ne.jp/strange/20070426/p5
つまりのところ、DVD業界の友人のDVDは、YouTubeで「商品の存在を知られ」→「「興味を持つ」までは行ったが、そこから「購入する」までの魅力が無かったと考えられる。
ネットのおかげで消費者の目が肥え、本当に良いものだけが受け入れられる時代になった。これまでの商品の作り方、宣伝の仕方、売り方では通用しなくなっていることを自覚し、YouTubeに責任転嫁するような真似をしても無駄だということを悟るべきだろう。
つーか、そのDVDのタイトルとYouTubeの該当URL出せ。話はそれからだ。