新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

ぬるいバトル、ぬるいブログに満足するな

やぁ、よい子のみんな、元気かな? 明日はクリスマスイブ。ちょっと早いけどてらじサンタからのプレゼントだよ!
毒入りだけどなっ!!

引きがいいだけの雑魚に食いつかれるのは御免ですよ


非常に不快だったので記事にする。

      ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 「ネチケット論」まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/

って[不快]id:ululun辺りが[これはひどい]って颯爽と現れるのを待ってたんだけど、いつまで経っても来ねーから、元エントリー店じまいしちゃったじゃないの。次からもちっと早く来てよねー。ほら、不快感ってのはスグその場で表さないとダメって、子供や動物のしつけ教室でも教えてたよ?
まぁ、なんだ、ワシとしてはこの手のが来て、話が膨らむのまで含めたシナリオだったんだが、どうにも遅すぎて「冷めたピザ(古)」になっちまったもんでなぁ。2段オチの本オチ出すタイミング逸しちまったんで、こっちで仕切り直しね。
ったくウルルンの野郎、パンツには反応するくせしやがって、肝心な時にはスルー力発揮かよ。ったく使えねーヤツだ。

2001/01/27のワシの記事『掲示板からどれくらい人って来てくれるんだろうか?』

ふとこんなコトを考えた彼は、こんな実験をしました。


はじめまして、掲示板があったので書き込みました。
朝から掲示板を回っているんです。
それだけなんですけどね。
おじゃましました。
それでは失礼します。
彼はこのテンプレートを「ReadMe!JAPAN」の週間ランキングに出ている500のサイトにマルチポストしました。
この書込を「なんだろう?」思って彼のサイトに訪れた人に対し、彼はこのページを読ませることにしました。

しかし結果は集計されるまでも無く、結論は「閉鎖」というわかりやすいものでした。残した掲示板は抗議と批判の嵐。今で言う「炎上」状態に陥りました。それでも彼は一つ一つ寝ないで謝罪し続けました。しかし管理パスワードが単純だったせいで、推測されして乗っ取られ、掲示板のタイトルをコロコロ変えられるなど、おもちゃにされてしまい、最終的には全面閉鎖してしまいます。
彼は自分のサイトに普通の掲示板とは別に「宣伝掲示板」を設置していました。そこの「ルール」として「なにをメインコンテンツとしているのかを明確に書く。「とりあえず覗いてみてね」などはやめてほしいです。」と言い、「まもりやすいよね?」とも言っていました。そしてその設置理由として、「別に同でもいいコンテンツ。暇だから作ったのが理由。」と言っていました。
彼は1/26のTOPで、自分の動物占いの話をしていました。彼は「コアラ」だったそうです。

コアラの性格(私はコアラ)

  • ぼーっとした時間が必要。
    仕事中にネットの時間が必要
  • しっぽがないので、しっぽを出さない悪だくみ。
    あくどいって事か?
  • 見つかったときの言い訳は、天才的。
    言い訳はというか相手を言い負かすなぁ。
  • 最悪のケースを考えてから行動する。
    うーん、そのまんまだなぁ。

ここまで全て皆うなずいている。なんでだろう。
確かに仕事中によくネットしてるし、いいわけよくするし、最悪のケースを考えてから行動するし。
あっているのかも、でも自分ではそんなことは思ってないんだけどなぁ。
最後の項目はっと・・・

  • 自分をネタにしても笑いを取る。喜んでもらえましたか?お客さん。
    ・・・・・・
    このページのことか?

とまぁ、6年ほど前にあった出来事を立場を反対にして再現してみたわけよ。つまり「不快」にさせるのが目的だったわけ。で、TERRAZINEのコメント欄が、念願の「炎上」状態になる予定だったんだが、これまた「しょーがねーか、てらじだし」ってスルー力発揮されて、想定外ったらありゃしねー。しょうがないけん「楽しかったねー」で店じまいしたところに、やっと待ってたものが来たわけやね。

費やされた「無駄な時間」

以上、この記事を書くはめになった貴重な時間を返していただきたいくらいです。

というわけで予定通り「不快」になってもらったわけだが、彼の資質によってはますます不快にさせることになる。何せ「毒入りプレゼント」だからね。
彼が「貴重な時間」を費やして書いた文章を要約するとこうなる。

ビックリするほど全く内容が無い。いわゆる「正論」で終了。ワシが予めすべて言ってあることだ。それでもやるから「確信犯的」なわけで、全くワシを動かすことは出来ない。そしてそのこともワシも彼もわかっている。何もかも全てが無駄ってこったな。
で、彼の言うように「スルー力が足らない」で済ませてしまう。だからワシは何度も言ってんだよ。足りないのは「ネタにするー力」だってね。
彼が貴重な時間を失ったのは、彼も言うように彼自身がスルーできなかったからだ。なぜスルー出来なかったのか。「言わずにはおられなかった」からだろう? ならばなぜ全力で言わない? 中途半端な態度、中途半端な調査、中途半端な考察、中途半端な執筆。全てが中途半端だ。そんな文章で満足して、あと一歩先に行こうとしないから「時間を失った」と思うのだ。その羽目になったのは他の誰でもない彼自身の力の無さと、それに真剣に向き合おうとしない性根にある。こちとら釣りっていうケンカ仕掛けてんだ。それをわかるセンスを持っていながら、ヘラヘラ中途半端な返しをするから雑魚扱いされるんだ。次からはもっと気合入れてかかって来い。

結局ルールなんてもんは「俺ルール」のすり合わせだろ

で、ワシがなぜこの2段オチを考えたかというと、延々と続いている「無断リンク禁止論」などに、若い貴重な頭脳と労力と時間が無駄に費やされているのがもったいないと感じているからだ。
コメントスパムを「不快」と感じるのは、結局のところ「受け手が迷惑と感じる」という一点に尽きる。では何故同じように受け手が迷惑と感じる「(批判的)無断リンク」を禁止することに対し、まるで「正義は我にあり」って感じで糾弾するのだろうか。迷惑と感じるコメントスパムを禁止するのはOKなのに、迷惑と感じる「無断リンク」を禁止するのはなぜダメなの?

「スパムは内容が無いけど、(批判的)無断リンクはそうじゃない」

これは視点の違いだ。送り手にとっては意味があることかもしれないが、受け手にとってはスパムに過ぎないこともある。同じようにリンク拒否する側にとっては、たとえそれが正しい内容であっても、迷惑なものは迷惑なのだ。立場も価値観も違うのに、いつまで経っても合意に至らないのは当たり前のこと。無断リンクしたければすればいいし、無断リンク禁止したけれすればいい。自分の責任で自分の好きなようにやれるのがWebの良さだろう。なぜそうきっちりルールを作りたがる?
結局、人は「好きなもんは好き」「嫌なもんは嫌」って動いてんのよ。今回の[足あと]スパムも、「TERRAZIだったから許されるけど、他ならダメかなぁ」ってなもんで、ルールなんざ、相当いい加減なもんなのよ。その程度のことを5年も10年も「論争」しているのよ。バカバカしいと思わんか?

論じるなら、まず学べ

で、なんでこう何度も何度も無限ループのように繰り返されるのかというと、論をぶつ前に学ばないからだよな。どいつもこいつも思いつきで文章書いて、ちっとも調べやしない。じゃあ何で調べないかというと、ちゃんとした文献が無いからだわな。じゃあ何でちゃんとした文献が無いかというと、ちゃんとした結論が出ないで終わっちゃうからだよな。じゃあ何でちゃんとした結論が出ないで終わっちゃうかっていうと、感情論になって双方納得いくまで議論しないからだ。そして、何で感情論になるかというと、結局この問題の根本は「感情」っていうアヤフヤな物だからだ。これを後世にもわかるように言語化するのは、結構難しい。だから残るのは「ログ」とか「まとめサイト」くらいになる。学びたくても、学ぶのが極めて困難なんだな。

ぬるい文章、ぬるいバトル、ぬるいブログに満足するな

昔は「ネットバトル」、今で言う[もめごと]を学ぶなら「ザ・バトルウォッチャー」*1だった。それが閉鎖される時にオーナーの「哭きの竜」氏がこう語っている。


昔は会議室ひとつ荒らすにも覚悟があった。攻める方も守る方も真剣勝負だった。スルーすればいいという問題ではない。なにしろ、ひとつのフォーラムに会議室は20しかなく、その会議室には999発言しか保存されないのだから。
今の荒らしの動機なんて「ムシャクシャしてやった。スレならなんでもよかった。今も反省していない。」99%がこれだろう。荒らしの対策はスルーして、個別にNGワードで透明あぼーんすれば事足りる。その荒らしはあまりに軽い。
(中略)
わたしは、こんなものを真剣にウォッチする気になれない
「議論は勝ち負けじゃありません」とか抜かしてるヤツおるやんか。バカじゃねーの? 議論は勝ち負けだよ。ケンカだよ。どこの誰が負けてもいいケンカするよ? 勝つか負けるか。勝ちたいからトコトン調べる。負けたくないから必死で考える。その本気の討論から出た結論だから、双方納得するんじゃねーか。中途半端な議論なんてカネももらわずに出来るかバカが。

若いヤツがぬるいのは中高年が甘いせい

だと思うのよ。どいつもこいつも「理解あるおじさん」みたいな振りしやがってクソが。お前らが甘やかすから若いヤツが育たねーんだよ。しっかり教育しろボケが。
でだ、マルコのバカが「大人クールブロガーを探せ!」とかやっているが、ワシもその一角として自覚せねばと思っている。ワシの場合は「クール」というより「ホット」で行きたいがな。その一環として、過去の出来事を伝える「語り部」役が出来ればと考え、このネタや「善意が人の目を眩ませる」をやってみた。人間が人間であるのは、唯一、遺伝子以外の方法で子孫に情報を残せる生き物だからな。しっかり残して伝えていかないと。
エラそーなことを言っているが、実際の話、この世界では若い方が断然に優れている。しがらみに囚われない柔軟な発想、失敗を恐れない勇気、明日を信じられる希望、全て若さの特権だ。
お前らはいいもん持ってる。でも最大の武器を生かそうとせず、中途半端で満足している。だから鍛えれば絶対伸びる。だからこそワシは叩く。それが「TERRAZINE」の前身『deblog』からのテーマだから。

結局何が言いたいかというと…

坊主と思ってたのに、強烈な引きがあって大物がヒットしたと思ってあげてみたら、元気がいいだけの小物でがっかりってこった。まぁ、形は良かったんで、次にかかるときはいい感じになっているかもしれないな。
「はじめまして」を間違えたり、名前を忘れたりってのを何故失礼って思うのかっていうと、その人との「本気度」がわかっちゃうからだよな。本気で付き合ってればそんなことは無いわけで。つまり本気で付き合っていない自分が悪いか、本気で付き合うほどもない人間と適当に合わせてようとする自分が悪いかのどちらかだ。それを「失礼になるから「はじめまして」をやめました」ってな「人格者」でいるようじゃあ、雑魚のまんまだろうけどな。

おまけ:テディ・ボマーは言った

私は警告したかったのだ… 哲学無きブログが生み出す全ての無駄に対して。
無駄に付けられる足あと。無駄に広げられるコミュニケーションの輪。
そしてその象徴である、無駄なネチケット論。
それらを破壊することによって、本来のネットワーカーの在り方を問い正したかったのだ。


でも、そんなこと無駄だったんだな。

*1:当然ワシもBWP入りしている