新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

日本人にとってテレビは「恋人」

テレビが消える日:/14 「買い替えるくらいなら見ない」 視聴者離れ恐れる放送局

数年前に故障したテレビを廃棄して以来、ずっと買わないで過ごしていますが、不自由を感じたことはありません。(40歳、女性看護師)

お前はワシか?! 私も4,5年前にテレビ(正確にはX68用21インチモニタ)が壊れて以来テレビのない生活を続けている。このページの左上にも「テレビ買ったら負けかなと思ってる」と(キャッチフレーズじゃなくてなんて言うんだっけ?これ。)掲げていたりする。野球が見られないのは辛いが、中継の時間に帰宅できることはまれだし。

見ているのはテレビではなく「バカ」

だが、テレビが娯楽の主役の座を降りることは絶対にない。なぜなら日本人はテレビが大好きだからだ。そうでなければ、あんなにCMがたくさん割り込んで、CM明けには1分くらい巻き戻るようなバラエティ番組が高視聴率を得るわけがない。そんな苦痛に耐えてまでテレビが見たいのだ。分かっている人ならば、HDDレコーダーの追いかけ再生で自分のペースで見て、CMはもちろんスキップ、即時性が必要ないならファイル共有でCMカット済みのものをイライラせずに見ていることだろう。はっきり言うが、スポーツ以外の番組をまともにそのまま見る、いや、見せられている人はバカを見ている。

ぼやけた大画面液晶テレビを、大枚はたいて買う「バカ」

どんな高級モデルでも、現在の液晶テレビにハイビジョン以外の現行放送を映すと、「あれ?俺、目がおかしい?」となる。元の解像度が低いのだから、大画面になればなるほど顕著になる。ところが店頭ではデモ用の超美麗高解像度映像を流して客をだましている。もはや哀れを通り越して、ありがたささえ感じる。「ああ、この愚者たちのおかげで日本は成り立っているのだな」

愛し合う恋人同士だから「バカ」になれる

なぜテレビごときにここまでバカになれるのか。それはテレビが恋人だからに他ならない。恋人のためならどんな犠牲や苦痛だって耐えられる。金にだって糸目はつけない。当たり前じゃないか。朝起きたらおはようのスイッチオン、ご飯も一緒、歯磨きも一緒、着替えるのも一緒、もちろん寝るときだって一緒。お風呂だって一緒の人すらいる。だって彼らは愛し合っているのだから。愛し合う二人の未来はバラ色と昔から決まっているのだ。

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「バラエティー」は、裸を見せるストリップ

僕はストリップと呼んでいるんだけど、自分たちの裸を見せてやっているわけですよ。タレントとしては自殺行為なんだ。だって、脱いじゃったら、あとは何を見せるんだよ。
一方、使う側にしてみれば、いくらでも代わりがいるから、裸になる奴でいい。“消耗品”だから、入れ替わりは早い。

スポンサーが複数だと「数字」しか見なくなる

1社提供がまだあった時代は、スポンサーのイメージとか宣伝の方向性とかが大きなウエートを占めていた。だから、「視聴率なんか取らなくていい。とにかく下品な内容はやめてくれ」という要求もあった。
でも、今は4社も5社も6社もスポンサーに乗っているから、逆に数字しかなくなっちゃうんだ。それでは、昔みたいな個性的な番組はなくなる。

テレビは「貧困層の王様」になるはずだ

MSN毎日はすぐに消えるので全文コピペ


つまり何が言いたいかというと、
リテラシーの問題だろうと。
でも、やっぱりテレビは捨てた方がいいよ。
すぐにワシの部屋の前に捨てなさい(笑)