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若年性健忘症



脳は、与えられる刺激が少なかったり、日ごろから使っていないと、年齢に関係なく、機能が徐々に低下してしまう。マニュアル通りに仕事をこなしている人は、このパターンの若年性健忘症になりやすいわけだ。
このほか、仕事に一日中追われて、ほとんど自由な時間がない多忙な人も、実は若年性健忘症になりやすい。仕事に必要な部分しか脳が働いていない場合、脳の他の部分の機能低下が進んで、深刻なもの忘れが起こり得るのだ。
また、現代社会特有の環境も、若年性健忘症が起こる背景にあるとみられている。
今は、手帳を見なくても携帯電話にカレンダーや住所録の機能が付いている。計算は電卓が、漢字はパソコンの変換ソフトがやってくれる。人と話さなくても、コンビニやファーストフードさえあれば生活できてしまう。若年性健忘症は、便利な生活の裏に潜む病気とも言える。
これと言って当てはまる項目はないのだけど、ここのところの多忙で仕事以外は「メシ・風呂・寝る」だけなので、かなりヤバい。だから休憩を自分の机や部署でしないで、別の部署に行って雑談するように心がけている。でも今は趣味らしい趣味がないから、結局仕事の話になってしまうんだよなぁ。ホントにヤバい。
重症の人だと、このチェックに当てはまっていること自体に気が付いていなかったりして。例えば最初の「筋道を立てて考えるのが苦手」も、本人はちゃんとやれてると思いこんでるとか。
思うにこんなに日記とかブログとかが流行るのは、「筋道を立てて考える」のにうってつけだからじゃないかな? と書いた時点で殆どのブログが「ワロタ」とかの一言感想なのを思い出した。若年性健忘症は広がる一方かも。
話はずれるけど、最後の「アイデアが浮かばない」。アイデアが浮かんでもググると似たようなモノが見つかっちゃって、そこから膨らますことをやめてしまう事が多い。自分で発想したのに偶然他のモノと似ていて「パクり」とか言われてしまうことも少なくないだろう。こんなんではアイデアを出すこと自体をやめてしまうかもしれない。
調べものだって殆どはGoogleWikipediaで済んでしまう。若年性健忘症の三大原因は携帯電話・PC・グーグルで間違いないと思う。任天堂DSと頭の体操ソフトでも買うか。って、それをやる時間すら取れんのがホントにヤバい。