新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

養殖カンパチの稚魚にアニサキス


厚生労働省水産庁は15日、昨年秋から今年冬にかけて中国から輸入された養殖用のカンパチとイサキの一部から、寄生虫アニサキス」が見つかったとして、出荷する際に凍結などの寄生虫の死滅処理を徹底するよう、都道府県を通じて関係団体に通知した。輸入カンパチ(約200万匹)は現在、すべて鹿児島県など6県で養殖中で、市場に出回るのは今年秋以降。イサキは「養殖数はわずか」(水産庁)という。
 アニサキスは主にサケやサバなどに寄生する。寄生魚を生食すると、急性胃腸炎を起こす可能性がある。水産庁は「養殖魚は厳しく管理されており、魚を加熱・凍結すれば安全」と説明している。
カンパチは初夏のこれからが旬だから痛いね。洋食生産量は鹿児島県が日本一だそうだ。