転出の挨拶

今日明日と久しぶりに完全な休み。ただ、事実上この二日間で引っ越しの準備を終わらせねばならない。
引っ越しの前にやらねばならないことがあるのだが、それに関して悩んでいる。
私は2年前の4月にここへ転入してきた。引っ越しといえば挨拶である。「博多の女（ひと」を手みやげに、フロア全戸と上の階の人に「これからお世話になります。引っ越しの片付けが終わっていないので、うるさくしてしまうかもしれません。」と挨拶をし、名刺を差し出した。
昨年の4月、両隣が転出した。しかし挨拶はなかった。右隣は親が手伝いに来て、私と目が合って会釈をしたが、本人からの挨拶はなかった。そして転入してきた方からも挨拶はなかった。
引っ越しといえば挨拶である。当然私は挨拶をしなければならない。しかし、なんと言って挨拶すればいいのだろう。「お世話になりました」ちっともお世話になっていない。相手にすれば、自分は転入の際に挨拶していない相手から挨拶されるのは、居心地の悪いことだろう。それでも私は挨拶をすべきなのだろうか。