追記:「今更CCCDを推薦したりしません」だそうです。
nazonoDiary(日々うろおぼえ記)さんに教えて頂きました。ありがとうございます。私が下の方まで読まなかったのか、或いは読んだ後に追記されたのかもしれませんが。
ちなみに、今更CCCDを推薦したりしません。あれは昔からできることだけはわかっていたけど、ああいうことになるとわかっていて業界の人がやらなかった禁じ手ですから。取材の人には、コンテンツシェルタだけではなく他にお客様の要望にもっと効果のあるソリューションがあれば紹介します、例えばCCCDのように拡散前のコピー防止という上流工程のソリューションも紹介できますよ」とニュアンスでお話させてもらいました。CCCDが効果がないと分かっていながら、なぜ例に出すのでしょう。その「もっと効果のあるソリューション」というのを例に出さないとまるで説得力がないと思うのですが。
nazonoDiaryの別の記事で「ねつ造君」という名前が出てきて検索してみたのですが、どうやらダミーファイルを流すということは既に行われていて、「ねつ造君」というソフトで簡単にできるようなのです。さらにはWinny側でも「ねつ造君」対策が取られているそうです。また「BitTorrent」というダミーファイルによる妨害工作に強いソフトもあるそうです。結局いつものイタチごっこということでしょう。
私がこの「コンテンツシェルタ」によい印象を持てないのは、社長が公言している通り、「大義ある戦争のための兵器」であるからです。「テロリストは世界の敵だ。だからこの戦争は正義である」と戦争をやるのとよく似ています。あるテロリストに戦争で勝利しても、次のテロリストが現れるだけです。違法ファイルをなくすために、何の価値もないゴミファイルをまき散らしてもよいのでしょうか。