梅雨どこに…予報官泣かせる連日の猛暑
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000014-yom-soci
正直なところ、宮崎でもこの数日予報が外れっぱなしだorz 1日先も当たらなくて、何が予報だ。じゃあ、なぜ当たらないのだろう?
遠隔観測に頼り、実測を軽視
「台風の中心気圧は○○hpa」これはどうやって計っているのか。昔は気象観測船や米軍の航空機などが、台風に突っ込んで実際に計っていたのだ。だが現在ではその蓄積されたデータを元に、衛星の画像から「こういう時にはこのくらい」と推測しているにすぎない。また、富士山レーダーを廃止してしまったために、小笠原諸島から関東に向かってくる台風は、レーダーで観測することが出来ず、気象衛星のデータのみになっている。そしてその気象衛星もポンコツだ。
台風観測だけではなく、一般の観測についても気象庁は測候所を次々と廃止ししている。南北に長く気象条件も異なる宮崎県をたった一カ所の気象台でカバーしている。その気象台のたった3人の当番者が、観測から予報、マスコミや自治体などの防災機関、一般からの問い合わせの対応までを行っている。
正確なシミュレーションには正確な初期値が必要だ。その当たり前のことを軽視して、果たして予報が当たるものか。