新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

愛玩動物

Moonstoneさんとこに壁の中から現れた子猫はいろいろあった末に弥助さんとこに引き取られたらしい。

なんで飼うことになったかというと
どうも僕が知らん間に妹と母で捨ててこようとしたらしいです。
おいて去ろうとする。が、とてとてとついてくる。
急ぎ足で離れる、とてとて急ぎ足でついてくる。
あ、溝に落ちた。でも自力ではい上がりついてくる。
そんな光景を見てついに妹が「私にはできん」と。
まあ、一般的には美談かもしれませんが、僕的にはむかつく話です。
知らん間に捨ててこようとするなよ。
でもまあ、結果オーライか。…複雑。

http://unko.yaske.com/200308.html#d16"

こんなコラムを見つけた。


自宅近くに住む姉の所に行こうと部屋を出ると、しばらく見かけなかったその猫がちょこんと座っていた。私が歩きだすと、ぴったりと傍に付いて歩いてくる。姉のマンションにたどり着き、階段を上がって2階にある部屋の前で振り返ると、付いてきた猫がニャーと鳴いた。私が姉の部屋に上がり込み雑談をしている間もときどき猫の声が聞こえる。猫は小一時間の間私を待ち続け、姉宅を出て自宅に戻るときもまた付いてきて、私の部屋の前までくるとじっとこちらを見ていた。

 ……我慢できない。

 私は辺りを見渡して誰もいないことを確認し、こっそりと部屋に猫を入れ、捨てられないまま残っていた猫缶をやった。
『猫』(悟空)

あんまり関係ないけど、こんなコピペを思い出した。

人によっては結構くるモノがあると思われるので、覚悟して読め。


この前飼い猫が病気になったんですよ、末期のね。で、生まれて初めてペットロスを経験したわけですわ。正直最初はペットロスって軽いもんだと思ってたのよ。動物飼いならみんな普通に経験してるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人が経験するもんじゃない。冷血人間だね、冷血人間だけが耐えられるものだよ。最初に「安楽死承諾書」出された時さ、めちゃめちゃびびってペンそろ〜って持ってそろ〜っと名前書いたのよ。10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって消すどころか承諾書破り捨てちゃったのさ。
そしたら飼い猫がさ「苦しいよ」とか目で訴えてくるの。同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。だから名前書いたのさ。えぇ、そりゃもう書きましたとも。全てを忘れて書いたよ。家に迷い込んできた時のヤツの心もとないほどガリガリだった体とか、初めて膝で寝てくれたときにホントに嬉しかった事とか、エサをねだる時の愛らしい顔とか色々思い浮かんでくるのを頭から振り払ってね。だってヤツが苦しいって訴えてたからね。
そしたらエライ事になった。もうすごい即死。そして俺のすごい涙。幅3cmくらい。昔の漫画だけど星飛雄馬はだしのゲンにも負けない。それで横見たら飼い猫がすごい安らかな顔を俺の方に向けてんの。ホントごめんなさい。正直「飼い主なら苦しみから救ってやるのが義務だぜ!」なんて見栄張らないで素直に最後まで悪あがきしてやればよかった、せめて自然に任せて死なせてやればよかったと思ったよ。心の底から承諾書にサインした事を後悔したね。
でも埋葬が終わって友達に「猫はさっさと死んじまうな!これだから猫は。今度は長生きするカメでも飼うか」とか言っちゃてんの。ホント俺ってダメ人間。誰か助けて下さい。・゜・(ノД`)・゜・。

この前病気になったんですよ、末期のね。で、生まれて初めて飼い主との別れを経験したわけですわ。正直最初は別れって簡単なもんだと思ってたのよ。野良猫時代は普通のことだったからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは猫が経験するもんじゃない。冷血動物だね、は虫類だけが耐えられるものだよ。最初に動物病院に入った時さ、めちゃめちゃ痛くて脚そろ〜って動かしてそろ〜っと尻尾ひきずったのよ。10秒くらいかけてさ。でなんか体が動かなくなって診療台の上でへたりこんじゃったのさ。
そしたら飼い主がさ「苦しいのか」とか目で訴えてくるの。同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。だからニャーンて鳴いたのさ。えぇ、そりゃもう鳴きましたとも。全てを忘れて鳴いたよ。家に迷い込んだ時のヤツの暖かいまなざしとか、初めて膝で寝たときにホントに気持ちよかった事とか、エサをくれる時の呼び声とか色々思い浮かんでくるのを頭から振り払ってね。だって長引くと飼い主がつらいだろうって思ったからね。
そしたらエライ事になった。もうすごい即死。そして飼い主のすごい涙。幅3cmくらい。昔の漫画だけど星飛雄馬はだしのゲンにも負けない。それで横見たら飼い主がすごい悲しそうな顔を俺の方に向けてんの。ホントごめんなさい。正直「飼い主を苦しみから救ってやるのが義務だぜ!」なんて見栄張らないで素直に最後まで悪あがきしてやればよかった、せめて自然に任せて死ねばよかったと思ったよ。心の底から承諾書にサインさせた事を後悔したね。
でも埋葬が終わって天国で「飼い主って寿命ありすぎるよな!これだから人間は。今度は長生きするカメにでも生まれるか」とか言っちゃてんの。ホント俺ってダメ猫。…もう泣かないで下さい。

野良猫に餌をやることと飼い猫を捨てること

はほぼ同じ事だと思う。うまく言えないのだけど。野良にエサをやるのも勝手なら、飼い猫を捨てることだって勝手じゃないか。何がいけないのか? 元々愛玩動物自体が人間の勝手で作られたものではないか。ペットの役目は飼い主を「幸福」にすることだ。邪魔になったら捨てられるのも、機嫌が悪いときに虐待されるのもペットの仕事だ。「ペットの幸福」などペットの概念にはない。それは「飼い主が思うペットの幸福」であって、決してペット自身の幸福ではないのだ。
「あまりにペットがかわいくて拾った」のではなく、あまりにペットがかわいく思えた「自分がかわいくて」ペットを拾うのである。これをわかってないヤツのなんと多いことか。