新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

風呂に入れないホームレスを銭湯で雇うのはどうか?

ちょっと余裕が無くてホームレス@図書館問題は追えてない。しかも、これも単なる思い付きだ。まぁ、ええやん。

一番困るのは「におい」。ならば…

ホームレスが居ついて一番困るのは「におい」だ。とにかく半端無い。我慢とか知らぬ振りとか、そんなレベルではない。ファブリーズの原液をボトルごとぶっかけても、まだ効かない。それが風呂に入っていないホームレスが発する臭いだ。
こんなのを受け入れられるはずが無い。人道とかそんなもん知るか。臭いもんは臭いんじゃ。

ネカフェ難民にカネばら撒くなら、銭湯の風呂掃除をやらせろよ

逆に言えば、それなりに身奇麗にしておけば、まだ行き場所はあるってことだ。じゃあ、まず風呂に入れてやれよ。銭湯の閉店後に風呂掃除をするの条件に風呂に入れてやれ。銭湯は燃料費高騰もあって、どこも厳しい経営をしているだろう。自治体によっては補助金を出しているところもあるだろう。そのカネをホームレス対策と一石二鳥で使ってみてはどうか。

「服を買いに行く服が無い」

のが引きこもりになる大きな原因のひとつだ。同じように「汚すぎて風呂にいけない」のがホームレスの問題だろう。風呂と洗濯ができる環境を与える銭湯という救済方はどうだろう。と思いついたので書いた。それによって職を失うことになる人のこととかは考えてないので穴だらけだ。多分、そういう制度を作ったとしても、来ないやつは来ない。「馬を水飲み場に連れて行くことはできても、水を飲ませることまではできない」のだ。でも、「水飲み場」くらいは用意しといてもいいんじゃないの? って話。だって臭いのやなんだもん。

追記:サウナにやってきたホームレス

サウナでバイトしていた時に、ホームレスが風呂に入りに来たことがある。半端な臭さではなく追い返そうと思ったが、フロント主任から「刺青してるわけでもなく、断る理由が無い。入れてやれ」と諭された。客から苦情が出るかとも思ったが「くっさいなー」との声は出たが「追い出せ」という者は居なかった。皆大人で、彼がどんな思いでサウナに来たか分かっていたのだろう。自分の矮小さが恥ずかしくなった。
心配した匂いだけど、体洗ったらあっけないほどすぐに消えた。まぁ体そのものが臭いわけじゃなくて、垢が匂いを出してるわけだから、それを落とせば消えるのは当たり前なんだけどね。
彼はクリーニングも頼んだ。おそらくは一張羅。仕事の面接か何か、人生の重大事を前に、身を清めに来たのだ。ワシがアイロン当番だったので気合を入れてアイロンをかけた。
サウナで使ってるような使い捨てカミソリは、濃いひげだとすぐに剃れなくなる。彼は律儀に一本で済ませようとしたので「何本使ってもいいですよ」と言った。従業員がそれを言うのはまずいんだけどね(笑)
風呂から上がって綺麗さっぱりした彼は別人だった。一張羅を着て店から出るときに主任がいつものように割引券を渡した「またどうぞ」。その割引券を使うことが無ければいいなぁと思いながら見送った。