3秒に1人子供が死んでるってさ
発展途上国において5才になる前に命を落とす子どもの数は、1043万人といわれます。すなわち、計算すると「3秒に1人」ということになります。
先進国インドの子供は2.8秒に1人死ぬ
ちょっと計算してみた。
- インドの幼児数(2002):男5966万3752人、女5660万1954人で1億1626万5706人。
- インドの幼児死亡率(2000):9.6%。
- 1億1626万5706人の9.6%、1116万1507人が1年間に死ぬ。
- 1分当たり21.2357454人、2.82542472秒に1人が死ぬ計算。
あれ?核実験ができるような先進国であるインドの5歳未満の幼児は2.8秒に1人死んでますよ?
同じフォーマットで書いてみる
先進国インドにおいて5才になる前に命を落とす子どもの数は、1116万人といわれます。すなわち、計算すると「2.8秒に1人」ということになります。
都合のいい数字で、人を煽るな
当たり前なんだが、こんな数字は分母が大きければ、小さくなるに決まってるわけよ。こういった数字のトリックなどで人を騙して金品を奪う人の事を、日本では「詐欺師」って呼ぶのよ。知ってた?
借金を帳消しにすると、日本はどうなるか
悪循環に完全にはまってしまっている国の借金を帳消しにしたいのです。それは、借金をさせた先進国側にも責任があると考えるからです。
では、帳消しにしてみましょう。財務省の重債務貧困国に対するODA残高という資料によると、借金残高は120億ドル、1ドル110円で計算すると1兆3200億円です。日本の国家予算額88兆円だから1.5%です。
つまり、この人たちは700兆円6兆3636億ドルの借金にあえいでいる国の人々に、120億ドルを帳消しにするために、1.5%増税しろって言っているわけです。ちなみに日本は既に48億ドルの借金帳消しを行っています。
最も質が悪い人種
こういう人々が困るのは「自分たちは良いことしている」と素朴に思いこんでいることです。先進国にも責任があると述べていながら、自分たちの責任に思いを巡らせることはありません。そこにあるのは思いつき。後はラブ&ピースでしょうか。