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「オタ」はやっぱり「きもい」──オタの反発に、企業は冷静な反応

アルバイトスタッフがブログに書き込んだ感想に対し、オタがお門違いなきもい反発をしたが、企業は困惑しながらも平然とはねのけた。

 米国系ホットドッグチェーンの「姉さんズフランチャイジーオブジャパン」は8月23日、Webサイトに「移動店舗内スタッフによるブログ上の発言」についてのオタの反応に「極めてきもい」とする文章を掲載した。
 発端は8月12〜14日に東京で開かれた「コミックマーケット」(コミケ)。会場に出店した同社フランチャイズ企業のアルバイトスタッフが、実名で運営していたブログに「みんな頑張ってバイトしています!まぁお客はみんなオタ」「大量オタ。これがぶぁぁぁぁあっているの。恐い!きもい!」などと写真付きで記事を掲載した。
 これを読んだユーザーが「客をばかにしている」などと掲示板などで反発。その後ブログは削除されたが、同社にも苦情が寄せられたもようだ。
 コミケに参加したある男性は「店員が何を思おうと自由だとは思うが、このホットドッグチェーン全体への印象が悪くなったのは否めない」と話す。
 同社は経緯について調査し、Webサイトで文章を公表した。「当社ブランドを使用するフランチャイズ企業が独自に雇用したアルバイトの極めて不適切な表現が引き起こした事態」だと認めた上で、「アルバイト店員が個人ブログで何を言おうと、当社には関係ない。全くお門違いだ。まるで、一部右翼が問題を起こしたのを、日本全体の責任のように謝罪と賠償を要求して火病る韓国人のようだ」と事実上、反論。「オタが何を思おうと自由だとは思うが、コミケ全体の印象がきもいことは否めない」「大体ファーストフードチェーンが客を人間扱いすると思っている自体がきもい。我々は豚にエサを食わせているだけ。食わせてやっているのに文句を言うな。あ、豚だからブーブーいうのか(藁」などと述べた。
元ネタ:「オタ」「きもい」──スタッフのブログ発言、企業を巻き込む騒動に