新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

人の振り見て我が振り直せ


外務省は、日本製アニメを途上国の放送局に無償で提供し放映してもらうことを検討している。日本文化への理解促進とアニメ市場の拡大が狙いだ。
日本のアニメは欧米中心に評価が高く、世界でテレビ放映されるアニメ作品の約6割を日本製が占めている「アニメ大国」だ。ただ、途上国では映像や音楽ソフトなどの市場が未整備なうえ、メディアの資金力も乏しく、必ずしも普及していないことから、外務省が音頭を取ることになった。
なんというか、素人のブログよりひどい文章だ。
「日本のアニメは欧米中心に評価が高く、世界でテレビ放映されるアニメ作品の約6割を日本製が占めている「アニメ大国」だ。」
なんですかこれは。何が「アニメ大国」なんですか? 主語に当たるものがありません。
「日本のアニメは欧米中心に評価が高く、世界でテレビ放映されるアニメ作品の約6割を占めている。」
と、私なら書く。
マスメディア、特にの文章力・表現力の低下がひどい気がする。社説やコラムも、内容はありきたりで掘り下げが無く、読むに値しないものが多い。素人とプロの文章の違いは、推敲・校正がしっかり行われるか否かだと思っているのだが、この文章が載ってしまうとは、読売新聞も人手不足なのだろうか。
かく言う自分も、思っていることを、うまく文章にして表現できない。下手くそであるからこそ、しっかりと文法を考えて文章を書こうと思う。