新しいTERRAZINE

The new TERRAZINE

不快を与えるコンセプト

コメントアウトしているものを引用するのは「不快」かもしれませんが、いちSMALLNEWS!ファンとしてうれしくてやってます。許してやってください。


あのサイトでは絶対に「不快」は伝えないようにしようという一貫したコンセプトがありました。これはサイト開設当初からです。たとえば、「母の日」「父の日」関連の記事は多分書いてなかったと思います。これは両親亡くされた方がその瞬間に少しでも不快な思いをしてはいけないという事があるかです。クリスマス、バレンタインも同様の理由で掲載は見送ってきていました。
(中略)
ただ、なんかやって、やっぱあのサイトはすごいなーと言わせたいって気持ちが大きいです。まぁ、それが私の今のモチベーションを高めるポイントですね。
いまさら言うまでもなく、SMALLNEWS!は栄光のサイトだ。(笑)を使わない、というポリシー(?)もあったかな。んでもって「またあのサイトはなんかやっとる」と目が離せないサイトだった。復活予定の「知りたがり」、運営者と読者の1対1の掲示板「プッチスモ」、わらしべ長者を目指す「わらしべ」、「バナー広告、本当に儲かるのか?」等々、いつもいつも読者の私を楽しませ、サイト運営者の私をうならせた。
PYRENEES!さんが言う「不快を伝えない」というコンセプトは、誰でも考えつくことだが、ニュースサイトでそれを実現するのは極めて困難だ。なにせニュースというものは、そのほとんどが不快な出来事なのだ。それに、不快を全て取り除いてしまうと、「毒」が無くなってしまう。おいしいものはすべからく体に悪いように、毒がないニュースサイトは、気の抜けたコーラのようなものだ。それをあえて貫き通したSN!が如何にスゴいかだ。
私がニュースサイトをやるきっかけになったもう一つのサイトに『ムーノーローカル』がある。こちらはもう「不快」「不快」「不快」。世の中の醜いところを、これでもかと(表面上は)見せつけるサイトだった。この二つのサイトを見て、では私が独自性を出すにはどうしたらいいか?考えた。まず、徹底的に自分の考えを述べること。そして読者に不快を与え、そのエネルギーをレスポンスしてもらうこと。奇をてらっているように思うかもしれない。だが人類がどうやって進歩してきたか、ということを考えればわかるはずだ。不快から解放されたい。何くそと発憤する。負のエネルギーを爆発させ、プラスに昇華させる。これをやるために、毎日のように読者を煽った。煽りすぎて爆発に巻き込まれ、大やけどすることも多かったが。あ、それで畳んだっけか(笑)
なんか、文脈むちゃくちゃですけど、うれしい気持ちが高まったので勢いで書きました。思いっきり脱線しちゃいましたけど、「知りたがり」の復活、バンザーイ!