2005-08-11 鹿児島県三島村に見る過疎の現実 メモ 私が住む鹿児島県は多くの離島を抱えている。薩摩硫黄島の防災打合会で配布された「三島村村勢要覧」を見て印象に残ったことを、お金の面に注目してメモする。 過疎と過疎化対策の現実として参考にして欲しい。
2005-08-11 三島村の場所と人口と学校と交通 メモ 三島村は鹿児島市から南南西に100キロほどにある竹島・硫黄島・黒島の三島から成る。 人口は平成16年4月1日現在で416人。内65歳以上が148人で35.6%を占める。 学校は小学校と中学校が一緒になっており、全部で4つある。全生徒数は57人。内村外からの留学生が20人。教職員は43名。教職員1人あたり生徒1.3人ということになる。(日本全体では16.4人) 村営フェリーが年132回運行され、16000人を運び、2億円超の赤字を出している。1便毎に150万円の赤字ということになる。
2005-08-11 三島村の過疎対策 メモ 55歳未満の夫婦で10年以上住むのが条件 支度金20万円 子牛1頭か現金50万円相当 3年を限度に生活費を助成 2人世帯:39000円 3人世帯:43000円 4人世帯:47000円 以降1人毎に5000円加算 家賃1万円で新築村営住宅(3DK)に入居可 結婚祝い金10万円 出産祝い金 第1子10万円 第2子20万円 第3子30万円 第4子40万円 第5子以降50万円 住むだけで80万円貰える。