近畿・中部のXバンドレーダーを合成表示するページを作った
台風第15号の影響による大雨で中部地方などでは大きな災害が起きているようだ。
今日ワシは夕方まで昼寝してたのだが、起きたらこのニュースやってて、10年くらい前の東海豪雨を思い出した。
ってことで、気象庁のレーダーの5分間隔よりも更新頻度が1分間隔で解像度も高い国土交通省のXバンドMPレーダーを少しだけ見やすくするページを作った。
要は、近畿と中部のレーダー画像をCSSでくっつけて、MS ICEでつなぎ合わせた地図の上に透過表示させただけのものだ。あれこれ機能は無いが、実況監視にはこれで十分なので活用してもらいたい。
なお、サーバーは Kanasansoft のスペースを提供していただいた。感謝。
未だにIE6を使っている人はITリテラシーが低いのか
そうとは思えないなぁ。
未だにIE6を使い続けている人には「何らかの理由がある」
ITリテラシーレベルが低い人々は、ブラウザが何であるのか知らないし、PCにインストールされているものをそのまま使うだろう。そして多くの場合それはIEなのだ。
OperaユーザーはIQも最強であることが判明。最低はもちろん… - TERRAZINE
ITリテラシーの低い人は、PCを買ってきたそのままで使う。だからIEを使い続ける。これはおそらく正しい。だが、であれば、Windows Update の自動更新をわざわざキャンセルしたり、古いバージョンに戻すようなこともしないだろう。IE8への自動更新が2009年4月、IE7へは2008年2月に行われているので、未だにIE6を使い続けている人は「何らかの理由があって、わざわざ使い続けている」「職場が規定でIE6のまま」と考えるのが自然だ。つまり「IE6を使っている人=ITリテラシーが低い」という式は成り立たない。
ただ、こういうのに顔真っ赤にしてマジレスする人の煽り耐性は低いわな
AptiQuantがこの調査結果を公表して以来、IEユーザーから苦情のメールが殺到し、訴訟を起こすと脅すものもあったという。
「IEユーザーはIQ低い」の調査報告に抗議の嵐 - ねとらぼ
やれやれというか、案の定というか、炎上マーケティングしてやったり、といったところだろう。調査結果自体に大きな意味はなく、普通に発表しても「へぇ」ぐらいで終わるものを『IEユーザーはIQ低い』といった感じで煽ることによって大きな話題になる。さすがはコンサルティング会社というところだ。抗議のメールも織り込み済みであり、苦情の声を張り上げたIEユーザーは、いいように利用されただけの結果に見える。
これをもって「ほら、やっぱりIQ低いじゃん」というのが、コンサルティング会社の狙いなのかもしれない。
OperaユーザーはIQも最強であることが判明。最低はもちろん…
(タイトルは2ちゃんまとめブログ風)
『IEユーザーのIQは最低!』という文章を教えてもらったので、超訳してみた。
この調査結果は多くのWeb開発者を喜ばせるだろう。カナダの精神分析コンサルティング会社 AptiQuant の最近の調査によると、IEユーザーのIQは他のブラウザよりも低いと結論づけた。IE6ユーザーのIQは80そこそこで、Firefox, Chrome, Safariのユーザーは遙かにマシで110だった。最も知的な人々 ― 平均的なIQが125 ― はOperaを使っていた。(これは彼らのマーケティング部と信者どもを小躍りさせるだろう!!)
2011年の調査はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの16歳以上の 101,326人を対象に行われた。AptiQuantはフリーのIQテストを提供し、ほとんどの参加者はこれを検索結果やPPC(ペイ・パー・クリック)広告経由で見つけた。彼らは自分の使っているブラウザがモニターされていたのを意識していなかった。
調査員が発見したこと
2006年の調査結果と比べると、高いIQの人々はこの5年間でIEから乗り換えている。低いIQの人々は変化やブラウザのアップグレードに抵抗する傾向がある。(そしておそらくはどんなソフトウェアでも)
この結果は驚くべきことではない。ITリテラシーレベルが低い人々は、ブラウザが何であるのか知らないし、PCにインストールされているものをそのまま使うだろう。そして多くの場合それはIEなのだ。
同様にパワーユーザーと開発者は、異なった環境を調査して活発にそれらのソフトウェアを最新に保つ。 Opera ― あまり知られておらず、より急な学習曲線があるブラウザ ― が、より高いIQのユーザを引き付けるのは当然だろう。
このシンプルな調査結果のほうが、色々な「IE6排除しろ」キャンペーンよりも効果があるかどうか興味深い。そしてそうなるように願おう。
まぁ、調査結果のPDFを見れば、ちょっと眉唾もの(サンプルユーザー数の差を考慮してなさそう)であることはわかるので、あくまでもネタということで。
追記
人間関係を布切れに例えた話二つ
作詞家の松本隆さんがTwitterでこんなことをつぶやいていた。
布は横糸と縦糸がきっちり編みこまれていると、破れにくい。人間関係も同じで、横糸=友人、サークル、同僚etc 縦糸=師弟、先輩後輩、上司部下、のはずだが、最近は行き過ぎた個人主義で縦の関係が弱くなった。ましてニート、ひきこもりで横まで希薄だと、社会がこんなに脆くなるのも当然だ。
ちょうど同じころ、歌手の加藤登紀子さんも同じようなことをラジオで話していたらしい。
布にたとえるとよくわかる!@AMR033VO: @takashi_mtmt さんが、ちょうどこんなツィートをされてました。 → 布は横糸と縦糸がきっちり編みこまれていると、破れにくい。人間関係も同じで、横糸=友人、サークル、同僚etc 縦糸=師弟、先輩後輩、上司部下、のはず …
横のつながりと縦のつながりが希薄になると、社会が脆くなると。なるほど。
いじめとはシーツによった「しわ」のようなもの
2000年か2001年頃、作家の田口ランディさんが書いた『いじめってなんだろう?』というメルマガが未だに強く印象に残っているので紹介したいのだが、バックナンバーが消えているので、一部抜粋する。
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Q「あのさ、いじめって何だと思う?」
A「いじめ?」
Q「そう、いじめ」
A「そうやなあ、いじめってのは皴(しわ)だな」
Q「皴?」
A「そう。関係の皴」
Q「どういうこと?」
A「つまりな、人間関係ってのは、みんなでデカいシ−ツの端っこを持って歩いているようなもんなんや。だけどときどき、そのシ−ツに皴が寄ってしまうんよ。その皴の寄ったところを持っている奴が、いじめられるねん」
Q「シ−ツはいつもピンと張ってなきゃいけないわけね?」
A「そうそう。だからみんな突っ張って力を入れてシ−ツを持つんよ。だけど、あんまり力を入れ過ぎると、自分がシ−ツを引っ張りすぎてみんなの手が離れてしまう。ダレていると皴が寄ってたるんでしまう。そやけど、シ−ツを持って歩くというのはすごく難しいさかい、どこかに皴は寄るもんなんよ。でな、当然のことながら、力の弱い奴のところに皴は寄りがちやねん」
Q「でもさ、なんでみんなシ−ツなんか持って歩いてるの?」
A「知らん。誰かが教えたんやろ、これ持って歩きなさいって」
Q「シ−ツなんか持ってたら歩きにくいじゃん」
A「そうや、おっしゃる通り。けど、持ってると楽やねん」
Q「なんで?」
A「持ってる方がかたまりやすいやろ?だからみんなシ−ツに寄ってくるんよ。もう入る余地がないほど人が群がってるシ−ツに、無理やりねじ入って、片手でもいいからシ−ツを掴んでいたいって思うんよ」
Q「なんか、うっとおしい」
A「ほんまにうっとおしい。うっとおしいから、シ−ツを切り裂きたくなる奴も出てくる」
Q「それが犯罪者になると?」
A「そうは断言できんけどな」
ランディさんはこのコラムの最後を「子供にはいじめにあったら『シーツを手放して一目散に逃げろ』って教えたい」と当時締めくくっている。
シーツは常にピンと張った状態である必要はない。その状態は皆しんどい。しんどかったら一旦手を離してもいい。ところが、そのシーツそのものがバラけてしまい、今度はしがみつく拠り所すらなくなってきてしまった。
それが今の日本の社会なのだろうか。であれば、我々はどうすべきなのだろう。
Twitterのフォローを本気で減らしたい時に役立つ9つの質問
ほとんどの人にとって、自分のタイムラインが散らかっていると落ち着かないのではないかと思います。いらない人や読まなくなったアカウントを、ゴッソリ処分すると、Twitterだけでなく心の中までスッキリします。
ですが、フォローを整理する時に一番悩ましいのは「誰を取っておいて、誰を解除するのか?」ということ。そんな時は、以下の9つの質問を自問自答してみてください。きっと、最後の決断の役に立つと思います。
1. これってまだ使えるの?
使われてないような放置アカウントを、後生大事にフォローしている訳ないじゃないか! と思うかもしれませんが、意外と、動かないbotや放置されたアカウントを、そのままフォローしていることはあるものです。新しいアカウントをフォローしたのに、なぜか古い移転前のアカウントをフォローしている、なんてことはありませんか?
2. リムーブしたら、他の人でも代用できる?
答えがノーなら必要な人です。ちょっとでも考えるようなら、もしかしたら必要ないのかもしれませんよ。
3. いつか使うだろう...今まで役に立ったことある?
すごく有名な人や、初期状態でオススメされてフォローしたアカウントなど、いつかの時のためのものは一体いつ? RSS垂れ流し系BOTもそんなに必要ですか?この機会に選抜してみてはいかがでしょうか?
4. それって取ってあるの?
サインアップしてすぐにフォローしただけのおすすめアカウント、フォロアー数に惹かれて衝動フォローしたけど、結局クライアントのオブジェと化しているアイコンたち、それって多分、もう使わないですよね?
5. ちゃんと役に立ってる?
お知らせ系botやクーポン・割引系アカウントなんかに多いと思いますが、本当に機能的に役に立っているのか考えてみてください。
6. もう新しいのを使ってるよね?
Twitter支援Webサービスにありがちだと思いますが、壊れて新しいものをフォローしたのに、ログの処理などの問題で、古いモデルやバージョンの物も捨てずに取ってあったりしませんか? たとえばリムーブ通知系ボットアカウントとか。取っている割に、結局その中のデータを使っていなければ、意味が無いです。
7. きちんと置いてあることに騙されてない?
あまりに整然とリストの中に鎮座され過ぎていて、それを削除ことすら頭に浮かばないような物はありませんか? きちんと置き場所に収まっているからといって、それが必要な物だとは限りません。
8. 思い出の品で本当に思い出に浸ってる?
これは古参ユーザーに多いかもしれませんが、初期の頃にトークした人のアイコンや、ふぁぼ記録など、それを見て当時を思い出すことはありますか? それに、大人になっても取っておきたいような、素晴らしいものばかりではないですよね...。もう一度見返すことがあるか、よーく考えてみましょう。
9. 今まで一度でも絡んだことはある?
相互フォローなどでよくあるのは、フォローしたはいいけど絡まない(絡みようがない)ものです。今までずっと手元にあったのに絡まなかった者ですから、この先数週間以内に使わない場合は、潔く手放してしまいましょう。
かなり耳の痛い質問ばかりですね...。しかし、これでかなりTwitterがスッキリするはずです。本気で片付けたいと思っている人は、ぜひ試してみてください。